職員のつぶやき
歴史公文書
こんにちは。
子馬です。
歴史公文書の収集・整理・保存は、
文書資料室の大切な仕事のひとつです。
特に整理作業は、毎年この時期にきまって行われます。
どんな仕事かって?
「職員のつぶやき」第3回をひらいてみて。
アール(元気かな)がきちんと説明してくれています。
けっこう手間のかかる仕事なのです。
整理作業を主に担当しているのは、海彦(初めまして)。
手間をいとわずていねいに、なおかつ素早く
長岡の歴史を物語る大切な文書を
良好な状態で保存していけるよう、整えているのです。
分量が多いから、時間もかかります。
集中力が続かないので、
子馬には無理かな。
ホチキス針の除去 箱詰めを待つ公文書の山
福寿福寿福寿福寿福寿
あけましておめでとうございます。
子馬です。
市史04「片山家文書」のなかに
片山翠谷の描いた「蓬莱図」の掛軸があります(写真左)。
縁起物で、お正月には床の間に
この軸を掛けたものだと聞きました。
閲覧申請があり、書庫から出してきました。
「表装がすごい」と言ったのはゆきにお(久しぶり)です。
裂(きれ)には福寿福寿福寿福寿福寿・・・(写真右)、
そして、巻きなおしても「タケノコ」にならない。
掛軸をしまう時、巻きなおすのは案外難しいものです。
注意深く巻いていかないと、片方に寄ってしまって
「タケノコ」みたいになりませんか(子馬はたいていそうなる)。
仕立てがよいと、まっすぐに巻けるんですって。
片山家の掛軸は、表装もさりながら、軸をしまう箱も特注です。
翠谷の画はもちろんですが、表装や箱も一緒に見てほしいな。
子馬のおすすめです。
今年もよろしくお願いします。

宮田文庫(2)
こんにちは。
子馬です。
子馬は今、
R0214「古志郡蓬平村中村家文書」(仮題)の整理をしています(写真左)。
文書群にふくまれる「宮田文庫」は、全269点。
「越古蓬平」「宮田之印」「第○○号」の印が押してあります(写真右)。
子馬は
第一号から第二六九号まで番号順に並べて目録を作り
宮田文庫を再現してみようとこころみています。
でも、文書群のなかには
宮田文庫の図書のほかにもたくさんの資料があって、
なかなかはかどらないのです。
秋のサンライフ
こんにちは。
子馬です。
ご存知のとおり、文書資料室は
令和5年度に旧サンライフ長岡の建物に移転する予定です。
着々と準備を進めています。
先日、久保田橋を渡って
旧サンライフの脇を通ったら、
花壇が真っ赤に染まっていました。
この小さくて真っ赤な木、なんていうのかな。
子馬は園芸オンチなので、
わかりません。

北越雪中実景
こんにちは。
子馬です。
市史04「片山家文書」の中の「北越雪中実景」は
展示や掲載など、出番の多い画集です(通番1642)。
明治18年(1879)、長岡の雪中の暮らしを紹介するために作られました。
絵師・片山翠谷と片桐遜堂の合作です。
絵師・片山翠谷と片桐遜堂の合作です。
上の絵は、栖吉の山の中で木を切っているところ。
下の絵は、その木を、雪の上を滑らせながら
蔵王の河原までひっぱり出しているところ。
そして左上に見える船で、信濃川を運んでいくんだって。
この大きな木、どこで、何に使ったのかな。
気になる。
小耳にはさんだ情報によれば、
新潟県立歴史博物館で12日(土)から始まった
新潟県立歴史博物館で12日(土)から始まった
冬季テーマ展示「大河津分水と信濃川の治水」で、
この「北越雪中実景」が展示されているらしいです。
子馬は、見に行くつもりです。
この木のゆくえ、わかるといいな。