職員のつぶやき

繁忙期を乗り切りました!


こんにちは。
アールです。

9月から12月にかけて、文書資料室は忙しかったです。
11月頃から「ちょっと忙しくなってきたなあ!?」との声が職員から出始めました・・・

主な業務は以下のとおり!
  • 資料整理ボランティアの定例活動(9月から12月、計8回開催)
  • 古文書解読講座(10月から11月、計8回開催)
  • 歴史資料所在確認調査(11月17日開催)
  • 中央図書館『反町茂雄文庫展』の展示の一部を担当
  • 長岡市史双書を読む会(12月、計2回開催)

そんな繁忙期も一段落し、資料整理ボランティアの
定例活動1回を残すのみとなりました。

職員も安堵の表情を浮かべています・・・ですが、大きな仕事がもう一つあります。
それは、『長岡市史双書』最新刊の編集です。年明けからは編集作業に職員一同、本腰を入れて取り組みます。

来年度の市史双書を読む会のテキストにもなりますので、完成を楽しみに
していてくださいね。

「反町茂雄文庫展」準備作業が大詰めを迎えています!


御無沙汰しています!
アールです。

10月に入り、新型コロナウイルスが落ち着いてきたのと合わせて、
文書資料室でも古文書解読講座を開催し、新潟県立文書館と協働で
歴史資料所在確認調査を行う等、精力的に活動を再開しております。

そして、中央図書館で開催される「反町茂雄文庫展」に文書資料室も関わり、
展示スペースのおよそ4分の1程度を担当します。
現在、キャプションづくり、展示レイアウトの検討、展示関連資料の作成・・・担当者が
集まり、それはそれは侃々諤々と意見を戦わせております。(仲良くやっていますよ♪)

開催日が迫る中、急ピッチで作業を進めており、まさに大詰めを迎えています。
はたしてどのような展示となるのか?皆さん、ぜひ、お越しくださいませ。

「生誕120年・没後30年 反町茂雄文庫展」の詳細については
こちらをご覧ください。

  
          反町茂雄文庫展チラシ(PDF)

また、開催期間中に文書資料室主催「長岡市史双書を読む会」を開催しますので
興味のあるかたは是非、お申込みください!

  
    長岡市史双書を読む会 チラシ(PDF)

そのほか、関連イベントも盛りだくさん!ぜひ、チェックしてみてください。
  
   反町茂雄文庫展 関連行事チラシ(PDF)

武運長久


こんにちは。
子馬です。

以前アールがつぶやいたとおり、文書資料室は22万点を超す資料を所蔵しています。
すべての資料には番号がついており、一部を除いては請求すれば閲覧できる仕組みになっています。

  

写真の絵葉書は
「R0306北魚沼郡小千谷町野澤家旧蔵絵葉書(「日本一大煙火」ほか)」
というやや長いタイトルを持つ資料群のうちの2点です。
R0306は資料群番号で、令和3年度の6番目の受贈という意味です。

左の絵葉書を、最近の新聞記事でご覧になった方もおられるでしょう。
この受贈のメインはこちらの絵葉書だったのですが
子馬の心は、右の絵葉書に吸い寄せられました。

昭和20年7月。兄の出征にあたり陸軍病院付属の学校で看護を学ぶ長女が、
実家に残る2人の妹に宛てたものです。
あどけない童女のイラストの背後に書かれたメッセージ。
文末の「武運長久」。

多くの人に手に取って見てほしい資料です。

文書資料室のお仕事 ~燻蒸作業~


こんにちは!
アールです。


今回も文書資料室のお仕事シリーズということで、
燻蒸作業についてお話しします。

古文書などの紙資料を餌とする害虫やカビにはいろいろな種類が
ありますが、文書資料室にとっても、これらは天敵です。

そこで、年に2度ほど、専門業者さんにお願いして、害虫やカビから
紙資料を守るため、燻蒸作業を行っています。

燻蒸作業の流れを簡単に説明します。

専用の空間(倉庫、シート状のもので覆った部屋など)の中に紙資料が入った箱を詰み込みます。
そして、そこに燻蒸薬剤を注入し一定期間置きます。そうすることで害虫やカビを駆除することができます。

ざっくりこのような感じの作業です。


限られたスペースに様々なサイズの箱を詰めて
いくのは、まるでパズルゲーム・・・



パズルゲーム無事完成!しっかり納まりました。

燻蒸作業の他に、文書資料室では害虫やカビから紙資料を守るため、様々な工夫を行って管理しています。

それはまた、次の機会にお話しします。

(つづく)

文書資料室のお仕事 ~「古文書解読講座」にまつわる裏話~


こんにちは!
アールです。

前回に引き続き、文書資料室のお仕事である古文書解読講座を紹介します。
今回は、この講座に関する私、アールの裏話をしたいと思います。

さて、古文書解読講座のテキストですが、毎年、年度当初に初級編、中級編
のものを合わせて1冊で作ってしまいます。

なので、中級編は秋頃の開催でも、テキストを印刷する都合上、年度当初に
早々にテーマと題材を決めてしまわないといけません。

毎年、講師陣はこれに頭を悩ませています。

不肖アールも中級編1回分講師をさせていただいておりますが、
生来の怠け者ゆえ、秋頃の講座のことを年度当初に考えろと言われても、
詰んでしまいます。しっかり、考えることができないので、直感で「今年は
これでいこう!」と決めてしまいがちです。

そして、いざ、講座の準備を始めると、解読困難なくずし字に出会ってしまったり、
文量が多すぎる・・・など、様々な課題にぶつかり、講座当日がめちゃめちゃ
不安になることもしばしば・・・


   
                   長岡市史でお勉強

そして、1年経つと忘れてしまい、またこの繰り返し・・・治らないですよね。
私の怠け癖。
今年も、そんな不安がありますが、そろそろ講座の準備を始めたいと思います。

(おしまい)