職員のつぶやき
文書資料室のお仕事 ~燻蒸作業~
こんにちは!
アールです。
今回も文書資料室のお仕事シリーズということで、
燻蒸作業についてお話しします。
古文書などの紙資料を餌とする害虫やカビにはいろいろな種類が
ありますが、文書資料室にとっても、これらは天敵です。
そこで、年に2度ほど、専門業者さんにお願いして、害虫やカビから
紙資料を守るため、燻蒸作業を行っています。
燻蒸作業の流れを簡単に説明します。
専用の空間(倉庫、シート状のもので覆った部屋など)の中に紙資料が入った箱を詰み込みます。
そして、そこに燻蒸薬剤を注入し一定期間置きます。そうすることで害虫やカビを駆除することができます。
ざっくりこのような感じの作業です。
限られたスペースに様々なサイズの箱を詰めて
いくのは、まるでパズルゲーム・・・
パズルゲーム無事完成!しっかり納まりました。
燻蒸作業の他に、文書資料室では害虫やカビから紙資料を守るため、様々な工夫を行って管理しています。
それはまた、次の機会にお話しします。
(つづく)
文書資料室のお仕事 ~「古文書解読講座」にまつわる裏話~
こんにちは!
アールです。
前回に引き続き、文書資料室のお仕事である古文書解読講座を紹介します。
今回は、この講座に関する私、アールの裏話をしたいと思います。
さて、古文書解読講座のテキストですが、毎年、年度当初に初級編、中級編
のものを合わせて1冊で作ってしまいます。
なので、中級編は秋頃の開催でも、テキストを印刷する都合上、年度当初に
早々にテーマと題材を決めてしまわないといけません。
毎年、講師陣はこれに頭を悩ませています。
不肖アールも中級編1回分講師をさせていただいておりますが、
生来の怠け者ゆえ、秋頃の講座のことを年度当初に考えろと言われても、
詰んでしまいます。しっかり、考えることができないので、直感で「今年は
これでいこう!」と決めてしまいがちです。
そして、いざ、講座の準備を始めると、解読困難なくずし字に出会ってしまったり、
文量が多すぎる・・・など、様々な課題にぶつかり、講座当日がめちゃめちゃ
不安になることもしばしば・・・
長岡市史でお勉強
そして、1年経つと忘れてしまい、またこの繰り返し・・・治らないですよね。
私の怠け癖。
今年も、そんな不安がありますが、そろそろ講座の準備を始めたいと思います。
(おしまい)
文書資料室のお仕事 ~「古文書解読講座」の概要~
こんにちは!
アールです。
今回は、文書資料室のお仕事の一つである、市民向けの講座、古文書解読講座を紹介します。
古文書解読講座は、昔の人が書いた「くずし字」といわれる文字で書かれた文章を
解読する講座です。題材は、長岡市に関わるものとしています。
古文書を読めるようになると同時に、長岡の歴史も学べる講座となっています。
例年、初級編3回、中級編4回、計7回開催しており、リピーターの多い人気の講座です。
古文書解読講座のテキスト
初級編は6月下旬に開始して、先日ようやく計3回が終了しました。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、例年より半月ばかり順延になりましたね。
中級編は秋頃に開催する予定です。
今回は、「古文書解読講座」の概要を御紹介しました。
次回は、「古文書解読講座」に関する、私、アールの裏話をしたいと思います。
資料整理ボランティア活動の舞台裏
こんにちは!
アールです。
今回は、文書資料室の大事な応援団である資料整理ボランティアの活動
を紹介します!
文書資料室の業務の大きな柱である資料整理。歴史資料の数たるや
目を覆いたくなるくらいの量!職員だけでは到底整理作業は終わりません。
(もっとも、貴重な古文書等を寄贈いただいたり、定期的に行政文書を受け入れたりと・・・
資料整理作業は終わりがない作業ではありますが。)
そこで、資料整理ボランティアの登場です。現在、約60名の方
が登録しています。
ボランティアのみなさんにお手伝いいただきながら、着々と資料整理を進めて
いきます。
今年度は、5月から7月までの第2、第4木曜日に互尊文庫で活動
しています。下半期の予定は、今後、決定します。
写真は、準備風景です。
活動前には、しっかりアルコールで机を消毒!
今回整理する資料は新聞・・・新聞も歴史資料になります。
机の上に資料・道具をあらかじめ揃えておきます。
コンテナにはたくさんの新聞。この中から、新潟県に関する
記事をボランティアのみなさんに切り取っていただきます。
普段であれば、ボランティアのみなさんに道具や整理する資料の準備をして
いただくのですが、昨年・今年はあらかじめ職員が準備し、ボランティアのみなさん
には、原則、着席いただいたら、その場で完結するよう配慮して
います。人流の抑制ですね。
コロナの影響で、多くのボランティア活動が中止していると聞きますが、
文書資料室はコロナ対策を徹底したうえで、今後も活動を継続します。
最後に、ボランティアのみなさんの実際の活動風景につきましては、「活動記録」で
紹介していますので、そちらをご覧ください。
長岡市資料整理ボランティアは随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティア募集チラシ.pdf
エントランス展示奮闘記
こんにちは!
アールです。
今回は、6月1日にリニューアルされたエントランス展示「互尊文庫のあゆみ」
準備で起こったトラブル?と奮闘した記録です。
5月31日夕方・・・ようやく展示も終わり、後片付けをして一息ついたころ、
「壁の展示が落ちてるよ!」との声を聞いて駆け付けた担当。
まあ、明日朝一で対応しましょう、ということになりました・・・
ところが、朝、展示を見てみると・・・
壁面の展示がほとんど落ちている・・・無残
そもそも、展示の壁は、なかなか画鋲等が刺さりづらいなどの
理由から、今回は両面テープで壁に貼り付けて展示しました。
ところが、今度は壁にテープが付きづらい!すぐにはがれてしまうので、
テープ量を増やすなど強化をしましたが、結局うまくいかず。時間が経つと、
上の写真のような状況に・・・
そこで、結論、ざっくり言いますと画鋲で対応しようということになりました。
(ただ単に画鋲で対応したのみじゃないですが・・・展示を見に来てください!)
ただ単に画鋲で対応ってわけでもない・・・
先日の準備の掲載写真と区別がつかない・・・
そんなこんなで舞台裏いろいろありましたが、担当渾身の展示となっております!
「互尊文庫のあゆみ」ぜひご覧ください!
文書資料室所蔵の古文書など
こんにちは!
アールです。
文書資料室では、たくさんの古文書などを保管・管理しています。
こちらが管理している目録です!
ものすごい量がある・・・
そして、こちらが保管・管理している書庫!
以前、「書庫の話」の時にも書きましたが、
皆さまから寄贈いただきました古文書などは、後世にしっかり伝えるために
職員が日々、史料整理に励んでいます。
ちなみに、文書資料室が所蔵する古文書などについては、
互尊文庫だけでは収まりきれず、いくつかの館外書庫で保管・管理
しています。
ぜひ文書資料室で古文書に触れてみてはいかがですか?
エントランス展示作業も大詰めです!
こんにちは!
アールです。
明日から6月。コロナ対策でしばらく休館していた互尊文庫もいよいよ6月1日より開館します。
これに合わせて、只今、文書資料室職員が一生懸命、エントランス展示を仕込み中。
開館に向けて、急ピッチで作業を進めています!内容は内緒。
明日以降、活動記録で報告しますね。
ぜひぜひ、みなさん互尊文庫に足をお運びくださいませ。
新潟日報「週刊ベストセラーズ」に掲載されました!
こんにちは!
アールです。
少し前の新潟日報(5月2日(日))、読書欄「週刊ベストセラーズ」
長岡の第2位になんと・・・文書資料室が編集した冊子が掲載されました!
長岡市史双書No.60 古書肆弘文荘・反町茂雄と長岡
『反町茂雄文庫目録』第2集(補遺)
反町茂雄さんは長岡市出身で、貴重な歴史資料を数多く見出した日本の
古書業界の重鎮です。令和3年は生誕120年・没後30年になります。
ぜひ、みなさん手に取ってみてくださいね。
中央図書館、文書資料室、アオーレ長岡の市役所なんでも窓口などで閲覧・購入できます!
年度初めのせわしなさ・・・
こんにちは!
アールです。
毎年のことですが、年度初めは仕事やイベント
などをどのように進めるのか検討したり、昨年度のやり残した
仕事に追われる!?など、なにかとせわしいです。
今年度の仕事も動き出し、ようやく日常の落ち着きを取り戻した
かなと思われる今日この頃。
気づけば、明治公園のしだれ桜も見ごろを過ぎてしまった・・・残念!
明治公園のしだれ桜
素朴な疑問『長岡市史双書』ってなんだろう?Vol.4
こんにちは!アールです。
前回は、『長岡市史双書』は、『長岡市史』の最後の発刊年度である平成7年度末をもって終了するのでは?
なぜ、いまも続いているのか、その謎に迫ります。
『市史双書』存続のターニングポイントは平成10年度。長岡市史編纂の事務局であった
市史編さん室が解散する年度です。この年に刊行された『市史双書』は、No.38「長岡藩政史料集(5)御蔵と
御蔵役所」(以下、No.38)です。
No.38
No.38の「はじめに」の前半部を結構長いですがそのまま掲載します。
「十年に及ぶ『長岡市史』の編さんと出版、市制九十周年記念事業の一貫である『ふるさと長岡
の人びと』の編さんも完了したので、組織変更により平成九年度末で市史編さん室は閉じました。
しかし、市史編さん時代に集められた十万点に及ぶ史料を市民の皆様に公開し活用していただく
ため、平成十年四月一日、互尊文庫内に文書資料室が誕生しました。
文書資料室では、長岡の歴史をより深く理解できるよう、編さん室時代の事業の一つであった
市史双書の刊行を継続することにしました。」
・・・とのことです。想定の範囲内の結論ですね。ただ、こういうのも一度はしっかり確認して
おくことが必要なのだと思うのです(個人的にはね)。
やっぱり『長岡市史双書』のスタートは、『長岡市史』の資料編・通史編を発刊するまでの間、
郷土の歴史への関心をたかめるための図書であり、調査の中間報告や、特色的で貴重な
資料集として、いろいろな形で続刊してゆくもの、という期間限定の刊行物の予定でした。
それが、刊行から8年も続き、一定の使命を果たしたのちも文書資料室が事業を引き継ぎ、
現在も継続している。先輩の奮闘に感謝です。
この志をしっかり引き継いで、今後とも『市史双書』の刊行を続けていく決意を新たにした次第です。
(終了)