文書資料室のお仕事 ~燻蒸作業~


こんにちは!
アールです。


今回も文書資料室のお仕事シリーズということで、
燻蒸作業についてお話しします。

古文書などの紙資料を餌とする害虫やカビにはいろいろな種類が
ありますが、文書資料室にとっても、これらは天敵です。

そこで、年に2度ほど、専門業者さんにお願いして、害虫やカビから
紙資料を守るため、燻蒸作業を行っています。

燻蒸作業の流れを簡単に説明します。

専用の空間(倉庫、シート状のもので覆った部屋など)の中に紙資料が入った箱を詰み込みます。
そして、そこに燻蒸薬剤を注入し一定期間置きます。そうすることで害虫やカビを駆除することができます。

ざっくりこのような感じの作業です。


限られたスペースに様々なサイズの箱を詰めて
いくのは、まるでパズルゲーム・・・



パズルゲーム無事完成!しっかり納まりました。

燻蒸作業の他に、文書資料室では害虫やカビから紙資料を守るため、様々な工夫を行って管理しています。

それはまた、次の機会にお話しします。

(つづく)