活動記録ー2019年(令和元年)
「長岡市史双書を読む会」現地見学(A日程)が行われました
10月11日(金)、「長岡市史双書を読む会」現地見学(A日程)が行われました。中央図書館を出発し、雨池地区・蔵王橋を経由して柿川排水機場に到着。柿川と信濃川の合流地点が見えるところで「入役番所」に関する解説を聞き、そこから徒歩で金峯神社の境内へ。神社の拝殿で解説をいただいたり、安禅寺毘沙門堂では市文化財を拝観したりし、また、安禅寺の中も特別に見学させていただきました。
この日は21名の方が参加されました。台風19号を心配しながらも、何とか最後まで無事に日程を終了することができ、皆さんには満足していただけたようです。お疲れ様でした。
17日(木)には現地見学(B日程)が行われます。A・B両日とも見学行程は同じです。
金峯神社を出発した後は、極楽寺・御蔵稲荷・蝋座稲荷などをめぐります。17日終了後、またあらためて報告しますのでお待ちください!
「古文書に見る長岡のすがた」水曜夜間コース第3回を開催しました
10月9日(水)の「古文書に見る長岡のすがた」水曜夜間コースの第3回は、41名の皆様からご参加いただき、中央公民館大ホールで開催しました。演題は「幕末期の村商いの様子」、講師は文書資料室の安達良平主査です。
天保13年(1842)に長岡藩が出した、千手町村などで許可された村商いに関する書付の写しを読みときました。
「長岡市史双書を読む会」を開講しました
10月8日(火)、令和元年度の「長岡市史双書を読む会」を開講しました。長岡市史双書の最新刊No.58『蔵王権現領安禅寺御用記(6)日並記・諸掛合留・諸願書留(文化9年)』をテキストに、長岡の歴史を探ります。45名の皆様から参加の申し込みをいただきました。
第1回は中央図書館講堂を会場に、講座形式で開催しました。演題は「「安禅寺御用記」にみる文化年間の長岡・蔵王の人びと」、講師は田中洋史文書資料室長です。文化9年(1812)の蔵王権現の年中行事や、蔵王町と長岡藩領の村々との訴訟に関する記録を読み解きました。
第2回は金峯神社や安禅寺など、蔵王のまちなみを歩きます。連続2回の講座をぜひお楽しみください。
ボランティア交流会を行いました
十日町市古文書整理ボランティア写真整理チームの活動成果である写真展を見学したり、関連イベントとして開催された映写会と「わたしの1枚」発表会にも参加したりしました。
久しぶりの再会を喜び、お互いの活動を励まし合うことができました。皆さん、本当にありがとうございました!
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf
「古文書に見る長岡のすがた」日曜午後コース第2回を開催しました
9月29日(日)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」日曜午後コースの第2回を開催しました。水曜夜間コースと同じく、テーマは「安禅寺文書を読む」、講師は文書資料室の桜井奈穂子さんです。長岡市立中央図書館講座室1を会場に、18名の皆様からご参加いただきました。
現在も金峯神社で行われている流鏑馬の映像を使用して、文化11年6月15日の流鏑馬の神事で起こったトラブルの様子について、わかりやすく解説してくださいました。講師のユーモアあふれる解説に、受講者一同熱心に耳を傾けていました。
「古文書に見る長岡のすがた」水曜夜間コース第2回を開催しました
9月25日(水)の水曜夜間コースの第2回は、38名の皆様からご参加いただき、中央公民館大ホールで開催しました。演題は「安禅寺文書を読む」、講師は文書資料室の桜井奈穂子嘱託員です。
文化11年(1814)の古記録「日並記」から6月の部分を読み解きました。6月15日条は流鏑馬の神事など祭礼に関する記述が豊富です。蔵王権現を舞台に開催された江戸時代の祭りのすがたを古文書から探りました。
「古文書に見る長岡のすがた」日曜午後コース開講
9月15日(日)、古文書解読講座「古文書に見る長岡のすがた」日曜午後コースが開講しました。
第1回目は、水曜夜間コースと同じく、テーマは「孝行者「いち」の話し」、講師は長岡郷土史研究会会員の小熊よしみさんです。長岡市立中央図書館講座室1を会場に、18名の皆様からご参加いただきました。
「いち」のひたむきな親孝行のエピソードについてわかりやすく解説が行われ、和やかな雰囲気の中、受講者一同興味深く聞き入っていました。
新潟資料ネットの活動が山古志地域で行われました
9月14日(土)、新潟歴史資料救済ネットワーク、山古志支所地域振興課と合同で、被災歴史資料の保全作業を行いました。会場は、山古志公民館種苧原分館(旧種苧原小学校)です。新潟資料ネットは、メンバー21名が参加し、防虫剤の入れ替え作業を行いました。
作業後には、保管資料の閲覧、そして、木籠メモリアルパークなどの震災遺構を見学。中越大震災から15年目を迎える被災地の景観とその歴史をたどりました。皆様、お疲れさまでした!
定例活動を行いました
20名の方が参加し、新聞資料と古文書の整理を行いました。
また、この日は仙台から、東北大学の佐藤先生と川内先生がお見えになり、宮城歴史資料保全ネットワークのボランティア活動のお話を聞かせて下さいました。お疲れさまでした。
次回の活動は、10月3日(木)の十日町市古文書整理ボランティアとの交流会です。皆さん、是非ご参加ください。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf
「古文書に見る長岡のすがた」水曜夜間コース開講
令和元年度の古文書解読講座「古文書に見る長岡のすがた」が開講しました。今年度も水曜夜間と日曜午後の2コースを開設。おかげさまで、両コースとも定員(合計68名)に達し、募集を締め切る盛況となりました。
9月11日(水)の水曜夜間コースの第1回は、43名の皆様からご参加いただき、中央公民館大ホールで開催しました。
演題は「孝行者「いち」の話し」、講師は長岡郷土史研究会会員の小熊よしみさんです。
「続編孝議録料」(国立公文書館内閣文庫所蔵)のなかから、寛政5年(1793)に栖吉村の女性が親孝行によって長岡藩から表彰された古文書を読みときました。