職員のつぶやき
資料の中の戦争
こんにちは。
子馬です。
久しぶりに資料の紹介をします。
R0224「三島郡河辺村庄屋吉川家文書」は
明治時代に三島郡長をつとめた吉川庄蔵家の文書です。
その中に
昭和15年に大阪の三和銀行に入社した吉川秀夫と、
広島市大手町で仕事をしていた両親との往復書簡が残っています。
両親は息子の新生活を気遣い、手紙を送っています。
秀夫の書き損じた書簡も混じっています。
顧客宛てのものを、納得するまで書き直しているのです。
銀行の業務について提案する書簡もあります。
仕事ぶりから、秀夫の人柄がうかがえますね。
これらは昭和15年までのものしかありません。
広島市大手町は、原爆ドームのあるところ。
秀夫の両親は無事だったのかな。
秀夫はその後、どうしたかな。
子馬は心配になりました。

父から息子へ「注意事項」(仕事の心得30か条)
涼み処
こんにちは。
子馬です。
オープンから早くも1か月。
おかげさまで多くの方から、資料や図書の閲覧はもちろんのこと
ミニ展示や連携パネル展にも足を運んでいただいています。
古文書解読講座「古文書のいろは」も好評です。
暑い日が続きますね・・・。
歴史文書館は「涼み処」になりました(写真左)。
皆さん、いつでも涼みに来てくださいね。
近日中に展示替えもしますので、どうぞご覧ください。
ミニ展示
こんにちは。
子馬です。
歴史文書館、無事にオープンしました。
閲覧・展示室にはミニ展示のコーナーを設けています。
今は、「虎三郎と弟・雄七郎」というタイトルで
小林虎三郎とその弟・雄七郎の日記を展示しています(写真左)。
虎三郎のは「伊香保日記」、雄七郎のは「浴余漫筆」。
解説を読むと、それぞれ伊香保、箱根の温泉に滞在して
湯治をしているのがわかります。
「湯治」って、病気が治るように温泉に入ることなんだって。
病気だから、当時は出掛けて行くだけでも大変だったみたい。
オープン以来、
市内外からお客さんが見に来てくれています(写真右)。
まだの皆さん、二人の日記を見に来てくださいね(~29日まで)。

いよいよ開館
こんにちは。
子馬です。
歴史文書館、いよいよリニューアルオープンです。
準備も大詰めを迎えています。
開館式に使うテントを組み立てたり(写真左)、
れきぶん講演会の会場(講座室)を整えたり(写真右)、
資料を展示したり、書庫に表示をしたり・・・、
とても忙しくしています。
新しい館で、お待ちしております。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
7月1日(土)、晴れるといいですね。

ステージ
こんにちは。
子馬です。
歴史文書館には、広い講座室があります。
古文書解読講座や長岡市史双書を読む会、
れきぶん講演会も、講座室で開催されます。
サンライフ長岡だった頃にはトレーニング室として使われていました。
それより前には、ここで講座や講演会も開かれていたらしく、
その時に使われていた簡易ステージが残されていました。
表面がかなり傷んでいましたが
きれいに貼りなおして使うことにしたのです(写真左)。
まるで新品のように生まれ変わりました(写真右)。
今まではよその会場を借りて開催していた各種講座が、
これからは自館でできるようになります。
それが、子馬はとてもうれしいのです。
それが、子馬はとてもうれしいのです。
皆さん、歴史文書館でお会いしましょう。
資料の収納(2)
こんにちは。
子馬です。
歴史文書館の開館が目前にせまっています。
たくさんの資料も、ようやく書庫に収まりました。
出納のしやすさを考えながら、時には
資料の形態に合わせて棚の高さを変えたりもしながら、
ていねいに収納することができました(写真)。
そのほか、館内をきれいに整える作業も進んでいます。
開館したら、皆さんおおいに利用してくださいね。
開館記念の講演会や、古文書解読講座にも、
多くの方からお申込みをいただきました。
ありがとうございました。
ご期待にそえるよう、あと2週間、準備を進めていきます。
資料の収納
こんにちは。
子馬です。
文書資料室はたくさんの資料を所蔵しています。
その中には、未整理のものもあります。
ずっと前にアール(元気かな)が箱の中身を確認して
書いたメモが残っています(写真左)。
7月1日に開館する歴史文書館には
資料を保管するための書庫がいくつかあります。
書庫の棚にきれいにたくさん収まるように、ゆきにおと子馬は
形のそろった箱に収納し直しています(写真右)。
未整理の資料は予想以上の分量です。
これから利用しやすいように、整えながら箱に入れています。
子馬は時々、弱音を吐いています。

未整理の資料箱 面白そうな資料はつい読みたくなります
図書室
こんにちは。
子馬です。
図書室の整備も進んでいます。
開館したら、ぜひ利用してくださいね。

桑と百合
こんにちは。
子馬です。
国旗掲揚台の下から伸びていた木、
近ごろ、小さな赤い実がつきはじめたのです(写真左)。
管理のSによれば、これ、「桑の実」だそうです。
黒くなると、食べられるんだって。
さらに、百合らしきものも芽を出しています(写真右、真ん中あたり)。
ほんとに百合かな。
子馬は園芸オンチなので名前はわからないけど
建物のまわりには四季の植物がいっぱい!
7月1日に開館したら、またいろんな講座が始まります。
皆さん、来館したらぜひ植栽にも目を向けてみてくださいね。
春のサンライフ
こんにちは。
子馬です。
春のサンライフは、こんな感じ。
正確には、もう「サンライフ」じゃありません。
「文書資料室」です。7月1日から「歴史文書館」になります。
館内の収納作業も、少しずつ進んでいます。
今、サンライフ時代からの芝桜が見頃です(写真左)。
後方の白い花もきれいです。
名前はわかりません。
電話ボックスの脇の、国旗掲揚台の下から
何かわからない木が伸びてきています(写真右)。
海彦と管理のS(新人)は、桜だと言っています。
本当かな。
子馬は園芸オンチなので、わかりません。
『長岡市史双書』の完成
こんにちは。
子馬です。
ゆきにおと子馬が編集していた、長岡市史双書No.40
「三島億二郎日記(4)北海道拓殖の記」(再版)が完成して、
3月31日に納品されました。
戊辰戦争の後、長岡の復興に尽力した三島億二郎。
本書では、明治19年から6年間にわたって
越後村(江別市)の建設に心血を注いだ彼の日記を紹介しています。
この時、三島さんは60代。最晩年の記録でもあります。
飛行機も北海道新幹線もない時代に、
長岡・東京・北海道を行き来する日々。
高齢の三島さんは、当然、体調を崩すこともありました。
子馬にはそんな生活、無理。
どうして三島さんは、そんなにしてまで
やり遂げようと思ったのかな?
やり遂げようと思ったのかな?
シリーズの(1)から(3)も合わせて読めば、
子馬にもわかるかもしれません。
子馬は写真が下手。
棚
こんにちは。
子馬です。
文書資料室の引越しは無事終了しました。
1日から、子馬もこちらに出勤しています。
引越し荷物の片付けは、まだまだこれから。
7月の開館をめざして、少しずつ館内を整えているところです。
資料を収納するために、書庫の準備をしています。
互尊文庫から運んできた棚を設置して、
水拭きしてから、エタノールで拭きます。
こうしてきれいにしてから、資料箱をのせます。
この後、遮光カーテンも取り付けて、準備完了。
館内には、6つの書庫ができる予定です。

棚のなくなった旧文書資料室書庫 棚を拭く海彦
棚のなくなった旧文書資料室書庫 棚を拭く海彦
長倉へ(2)
こんにちは。
子馬です。
文書資料室には『長岡市史』や『長岡市史双書』、
全国各地の市町村史など、本もたくさんあるのです。
しかも分厚い本が多い。
子馬は、海彦と一緒に本の箱詰めをしました。
本棚から本を取り出して、箱に詰めます。
本って、重いのです。
子馬の腕はぶるぶるして、力が入らなくなりました。
海彦は力持ち。
箱に詰めるのもうまいし、
本を詰めたダンボール箱をいくつも運んでくれました。
この日は1日、本の箱詰めと運搬でした。
子馬は、もう限界。だけど、あともう少し、がんばります。

長倉へ
こんにちは。
子馬です。
文書資料室の移転作業は、どんどん進んでいます。
約2000箱の資料を、運搬業者の皆さんは
ていねいに手際よく運び、トラックに載せます(写真左)。
長倉の旧サンライフに着いたら、
資料をトラックから下ろして仮置き場へ(写真右)。
この後、所定の書庫へ収納する予定です。
文書資料室には、こんなにたくさんの資料があったんだ。
子馬はわかっていたはずなのに、驚きました。
大切な資料を、整理整頓しながらきちんと収納したい。
たくさんの人が気持ちよく利用できるようにしたい。
子馬の願いです。
長倉へ(3)
こんにちは。
子馬です。
旧サンライフの中では、いろいろ工事をしています。
開館に向けて床をきれいにしたり、柱をなおしたり(写真右)。
部屋によっては、カーテンも新しくなります。
資料の保存には強い日差しは禁物なので、
遮光カーテン。
講座室上部の窓には、遮光フィルムを貼りました。
遮光カーテンは、黄色。床の色に合わせて選びました(写真左)。
開館したら、ここで
「古文書解読講座」や「市史双書を読む会」を開催します。
皆さん、楽しみにしていてくださいね。
『長岡市史双書』の編集
こんにちは。
子馬です。
文書資料室は、休館中です。
資料の移転作業も始まりました。
並行して、ゆきにおと子馬は
『長岡市史双書』の編集をしています。
『長岡市史双書』については、
アールがむかし、4回にわたって紹介してくれました。
職員のつぶやき:「素朴な疑問『長岡市史双書』ってなんだろう?」を
ぜひ読み返してみてください。
3月末に発行予定の市史双書は、
第40号「三島億二郎日記(4)北海道拓殖の記」の再版です。
原本や初版を確認しながら、少しずつ進めていますが、
文字が小さくて分量も多いので、集中力と注意力と根気が必要です。
子馬には、集中力と注意力と根気が少々不足しています。
その分は、ゆきにおがカバーしてくれています。
ご心配なく。

ご心配なく。
冬のサンライフ
こんにちは。
子馬です。
冬のサンライフは、こんな感じ。
栖吉川の土手は通れません(写真左)。
東山の方には、市営スキー場のゲレンデが見えます(写真右)。
市政だより2月号にも掲載されたとおり
文書資料室は9日から休館となります。
そして、
旧サンライフへの移転・開館に向けての準備に入ります。
皆さん、次は長倉でお会いしましょう。
子馬は、楽しみにしています。

子馬は、楽しみにしています。
歴史公文書
こんにちは。
子馬です。
歴史公文書の収集・整理・保存は、
文書資料室の大切な仕事のひとつです。
特に整理作業は、毎年この時期にきまって行われます。
どんな仕事かって?
「職員のつぶやき」第3回をひらいてみて。
アール(元気かな)がきちんと説明してくれています。
けっこう手間のかかる仕事なのです。
整理作業を主に担当しているのは、海彦(初めまして)。
手間をいとわずていねいに、なおかつ素早く
長岡の歴史を物語る大切な文書を
良好な状態で保存していけるよう、整えているのです。
分量が多いから、時間もかかります。
集中力が続かないので、
子馬には無理かな。
ホチキス針の除去 箱詰めを待つ公文書の山
福寿福寿福寿福寿福寿
あけましておめでとうございます。
子馬です。
市史04「片山家文書」のなかに
片山翠谷の描いた「蓬莱図」の掛軸があります(写真左)。
縁起物で、お正月には床の間に
この軸を掛けたものだと聞きました。
閲覧申請があり、書庫から出してきました。
「表装がすごい」と言ったのはゆきにお(久しぶり)です。
裂(きれ)には福寿福寿福寿福寿福寿・・・(写真右)、
そして、巻きなおしても「タケノコ」にならない。
掛軸をしまう時、巻きなおすのは案外難しいものです。
注意深く巻いていかないと、片方に寄ってしまって
「タケノコ」みたいになりませんか(子馬はたいていそうなる)。
仕立てがよいと、まっすぐに巻けるんですって。
片山家の掛軸は、表装もさりながら、軸をしまう箱も特注です。
翠谷の画はもちろんですが、表装や箱も一緒に見てほしいな。
子馬のおすすめです。
今年もよろしくお願いします。

宮田文庫(2)
こんにちは。
子馬です。
子馬は今、
R0214「古志郡蓬平村中村家文書」(仮題)の整理をしています(写真左)。
文書群にふくまれる「宮田文庫」は、全269点。
「越古蓬平」「宮田之印」「第○○号」の印が押してあります(写真右)。
子馬は
第一号から第二六九号まで番号順に並べて目録を作り
宮田文庫を再現してみようとこころみています。
でも、文書群のなかには
宮田文庫の図書のほかにもたくさんの資料があって、
なかなかはかどらないのです。