活動記録-2023年(令和5年)
資料整理ボランティアの今年度最後の活動を行いました
12月11日(月)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。13名が参加し、今年度最後の新聞資料整理と古文書整理を行いました。
作業後には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により控えていたランチ会を4年ぶりに開催。あわせて活動の振り返り・意見交換などをしました。午後には、翌日から始まる常設展「サンライフ長岡の思い出」を内覧した後、講座室の大掃除をして、活動を締めくくりました。
皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました!
今年度は当館の移転があり、9月から定例活動を始めました。環境が変わり、ご不便もおかけしたかと思いますが、変わらず活動にご理解・ご協力くださいまして、心から感謝を申し上げます。また一緒に作業できることを楽しみにしています。
来年度の活動予定は、次号のボランティア通信でお知らせいたします。ご自分のペースで、無理なく参加していただければと思います。ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします!
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

資料整理ボランティアの定例活動を行いました
12月7日(木)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。9名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。
荒れ模様の天気で、講座室は隙間風の音がぴゅーぴゅーと鳴りっぱなし。そんななか、新聞資料整理では県外出身のメンバーの話で盛り上がり、休憩時間には熊の出没情報が話題にのぼっていました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、12月11日(月)です。
今年度最後の活動ということで、整理作業後に打ち上げランチ会と清掃を行います。何卒よろしくお願いいたします!
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

今年度最後の活動ということで、整理作業後に打ち上げランチ会と清掃を行います。何卒よろしくお願いいたします!
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
11月28日(火)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。12名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。
古文書整理では、長岡ではおなじみの地名「せったや」の判読に苦労した様子。現在の表記は「摂田屋」ですが、古文書では「摂對(対)屋」村と書かれることがあるのです。明らかに「田」ではない文字に、首をひねる姿がちらほら見られました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、12月7日(木)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第4回を開催しました
11月22日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第4回を開催しました。今回のテーマは「長岡藩銃卒の出陣日誌からみた長岡城攻防戦」、講師は新潟県立博物館の田邊幹専門研究員が担当しました。
長岡藩の銃卒・小泉氏の戊辰戦争従軍日誌を読むシリーズ、4回目となる今回は慶応4年(1868)8月の八十里越えの場面を読み進めました。
今年度の古文書解読講座は終了となります。ご参加いただき有難うございました。アンケートに寄せられたご意見を参考にしながら、今後も皆様に満足してもらえる講座を開催していきたいと思います。来年度もご参加お待ちしております。

くずし字を4色で分類して読む方法 閉会のあいさつ
「第3回れきぶん講演会」を開催しました
11月11日(土)、「第3回れきぶん講演会」を開催しました。
今回のテーマは「「史料のない中世」をどのように考えるのか-歴史家・藤木久志と長岡市史編さんの地域調査-」、講師は長岡市立科学博物館の小熊博史館長です。

今回のテーマは「「史料のない中世」をどのように考えるのか-歴史家・藤木久志と長岡市史編さんの地域調査-」、講師は長岡市立科学博物館の小熊博史館長です。
新潟県出身の歴史家・藤木久志氏の功績や魅力的な人柄を、共に長岡市史編さん事業に携わった講師が豊富な記録や写真に基づいて語ってくださいました。
藤木氏は令和元年に他界されましたが、氏の研究姿勢や手法は今後の地方史研究にも受け継がれることが期待されます。
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
11月9日(木)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。今回も新加入のメンバー1名の参加があり、合わせて9名で新聞資料整理と古文書整理を行いました。
当館では7日から企画展が始まったところです。ボランティアで整理した江戸時代の入札(いれふだ:投票用紙)も展示されており、休憩時間には見学するメンバーの姿が見られました。また、新聞資料整理では、面白い記事を見つけて盛り上がる一幕もありました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、11月28日(火)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第3回を開催しました
11月8日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第3回を開催しました。今回のテーマは「出羽国上山藩越後支領の成立と七日市陣屋の建設~慶応二年(1866)「諸手控」より」、講師は新潟県立歴史博物館の渡部浩二専門研究員が担当しました。
上山(かみのやま)藩の越後陣屋の設置については、三島郡・刈羽郡内のいくつかの村から誘致の願いが出されていたようです。スクリーンに大きく映し出されたテキストを確認しながら、七日市村(三島地域)設置が決定するまでの経緯を読み進めました。
「第2回れきぶん講演会」を開催しました
10月21日(土)、「第2回れきぶん講演会」を長岡郷土史研究会「秋の講演会」を兼ねて開催しました。今回のテーマは「「アーカイブ」って何だろう-長岡市歴史文書館がめざすもの-」、講師は当館の田中洋史館長です。
「れきぶん講演会」は、長岡市域に関する最新の歴史研究の成果や歴史文書館の活動を紹介する講演会です。今回は、開館から3か月を迎えた当館の現状と課題を、条例・規則・要綱の解説や「アーカイブ」に関わる所蔵資料などからわかりやすくお話ししました。

11月11日(土)に開催する「第3回れきぶん講演会」の参加者を募集中です。
令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第2回を開催しました
10月25日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第2回を開催しました。今回のテーマは「安禅寺文書を読む~文化十三年「諸掛合留」より」、講師は長岡郷土史研究会の池田茂会員が担当しました。
歴史文書館に寄託されている「安禅寺文書」は、古文書講座のテキストとして以前にも何度か登場しています。
テキストを読み進めていくと、文通の使者は玄関から入るとか入らないとか、安禅寺の代官と長岡宗門奉行が些細なことでもめている様子が見えてきました。それが何ともおかしくて、最後には受講生からクスクスと笑い声が聞こえていました。

講座室にちょうど陽が差し込む時間帯です
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
10月24日(火)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。新加入の1名を含め17名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。活動を再開して4回目になり、グループ形式での作業がなじんできた様子です。メンバー同士で助け合いながら、和気あいあいと整理を進めていました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、11月9日(木)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

資料整理ボランティアの定例活動を行いました
10月12日(木)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。14名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。活動を再開されるメンバーが徐々に増えてきているようです。また、今回も見学者が1名ありました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、10月24日(火)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第1回を開催しました
10月11日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第1回を開催しました。今回のテーマは「新四郎、越中へ行く~天明七年「関守」より」、講師は歴史文書館の桜井奈穂子会計年度任用職員が担当しました。
「関守(せきもり)」は、与板の割元新木家の当主によって約150年にわたり書き継がれた資料です。割元の職務に関する文書を綴った220点余は、与板やその周辺地域の歴史を今に伝え、長岡市の有形文化財に指定されています。
テキストに登場した与板地域の都野神社や、栃尾俣温泉での湯治、名だたる与板の豪商などにまつわる解説も聞きながら、当時与頭(くみがしら)をつとめていた新四郎の「商用」での他出(他国へ出掛けること)の願書や届出などを読みすすめました。

長岡郷土史研究会長谷川会長のあいさつ 今回から定員60名となりました
「関守(せきもり)」は、与板の割元新木家の当主によって約150年にわたり書き継がれた資料です。割元の職務に関する文書を綴った220点余は、与板やその周辺地域の歴史を今に伝え、長岡市の有形文化財に指定されています。
テキストに登場した与板地域の都野神社や、栃尾俣温泉での湯治、名だたる与板の豪商などにまつわる解説も聞きながら、当時与頭(くみがしら)をつとめていた新四郎の「商用」での他出(他国へ出掛けること)の願書や届出などを読みすすめました。
長岡郷土史研究会長谷川会長のあいさつ 今回から定員60名となりました
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
9月26日(火)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。12名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。また、今回は3名の見学があり、説明をうけながらそれぞれの活動を見て行かれました。皆さん、お疲れ様でした!
次回は、10月12日(木)に活動を行います。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

「長岡市史双書を読む会」第2回を開催しました
9月15日(金)、令和5年度「長岡市史双書を読む会」第2回を開催しました。第2回のテーマは「厳冬の野幌開拓地を護る」です。講師は、長岡郷土史研究会会員で、『長岡市史双書』の「三島億二郎日記」シリーズ第3集・第4集の編集をされた古田島吉輝先生でした。
日記の記述を多数取り上げ、億二郎をはじめとした北越殖民社の人々が、野幌への移住計画を進めていった経緯をたどっていきました。事項の列記が主である億二郎の日記ですが、登場人物や出来事の背景についてエピソードを交えて丁寧に解説していただき、理解を深めることができました。
今年度の「長岡市史双書を読む会」は今回で終了です。楽しんでいただけましたでしょうか。御参加まことにありがとうございました。

令和5年度第1回の資料整理ボランティア定例活動を行いました
9月14日(木)、講座室にて、移転後はじめての定例活動を行いました。今回よりコロナ禍以前のやり方に戻し、新聞資料整理と古文書整理を同時に開催、あわせて10名が参加しました。
久しぶりの活動でしたが、わからない部分はメンバー同士で教えあうなど、協力して作業を進めていました。皆さん、お疲れ様でした!
次回は、9月26日(火)に活動を行います。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「長岡市史双書を読む会」第1回を開催しました
9月1日(金)、令和5年度「長岡市史双書を読む会」を開催しました。長岡市史双書最新刊No.40『三島億二郎日記(4)―北海道拓殖の記―』(再版)をテキストに、全2回の講座をとおして長岡の歴史を探ります。今年度は51名の皆様から参加の申し込みをいただきました。
第1回のテーマは「「三島億二郎日記」を読む―近代長岡の人びとの北海道移住―」です。講師は当館の田中洋史館長が担当しました。
初めに双書No.40の構成とともに北海道開拓事業をめぐる億二郎の行動を概観したあと、収録された各日記の見どころ部分を読み上げ、晩年のすがたに迫りました。億二郎は北海道への移住を進めるため、山古志地域や、現在当館が建つ長倉地区などで住民向けの説明会を開いたとのこと。億二郎の人柄にも触れた解説に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

令和5年度「古文書のいろは」第3回を開催しました
8月9日(水)、「古文書のいろは」第3回を開催しました。今回のテーマは「三太郎のパスポート」、講師は長岡市歴史文書館の岡田佐輝子会計年度任用職員が担当しました。
「往来手形」とは今で言う「パスポート」のようなもの。旅の必需品です。テキストの文章を一行ずつスクリーンに映し、一文字ずつ指示棒で指しながら、ていねいに読み進めました。字典の使い方から、返読文字や異体字について等々、古文書の解読に必要な基本的な事がらを学びました。
今回で「古文書のいろは」は終了です。皆勤の方は32名でした。ご参加ありがとうございました。秋に開催予定の「古文書に見る長岡のすがた」にも、ぜひご参加ください。

往来手形はこれくらいの大きさ 一行ずつていねいに
往来手形はこれくらいの大きさ 一行ずつていねいに
令和5年度「古文書のいろは」第2回を開催しました
7月26日(水)、初心者向けの古文書解読講座「古文書のいろは」第2回を開催しました。今回のテーマは「次郎兵衛の旅支度~「越後三十三所順礼道しるべ」より~」、講師は中央図書館の小熊よしみさんが担当しました。
初めに講師から、現代の「納経帖」を見せていただきました(写真左)。「かさ(笠)・つゑ(杖)・てぬぐひ」などの旅の必需品を確認しながら、テキストを読み進めました。道中、足にマメができてしまった時には「唐辛子を焼いて飯粒でよく練ってつけるとよい」と書いてありました。かえって痛そうですね。

資料整理ボランティアのメンバー会議を開催しました。
7月13日(木)、移転後初めての活動を講座室で行いました。内容はメンバー会議です。12名が参加し、昨年実施したメンバーへのアンケート結果を参考にしながら、日程・内容などの話し合いをしました。また、併せて施設内の見学も行いました。
話し合いの結果は改めて確認・整理し、決定事項を次号のボランティア通信(8月発行)でお知らせいたします。ご協力ありがとうございました!今後もメンバーのみなさんの知恵をお借りしながら、作業を進めていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。
9月からは定例活動が始まります。またみなさんと「楽しく学ぶ」を続けられるとうれしいです。お待ちしております!
長岡市資料整理ボランティアは随時メンバーを募集しています。見学も可能です。
歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティアは随時メンバーを募集しています。見学も可能です。
歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。
令和5年度「古文書のいろは」第1回を開催しました
7月12日(水)、初心者向けの古文書解読講座「古文書のいろは」を開催しました。歴史文書館に移転・開館して初めての講座です。初回のテーマは「古文書の愉しみ~くずし字と絵図を読む~」、講師は歴史文書館の田中洋史館長が担当しました。
明治時代の教科書『越後往来』や長倉村の絵図をテキストに、古文書の解読についての基礎的な事柄を学んだり、絵図のなかに「久保田」の地名を確認したりしました。この地名は、歴史文書館前の「久保田橋」の橋の名前として今も残っています。