令和5年度「長岡市史双書を読む会」第1回を開催しました
9月1日(金)、令和5年度「長岡市史双書を読む会」を開催しました。長岡市史双書最新刊No.40『三島億二郎日記(4)―北海道拓殖の記―』(再版)をテキストに、全2回の講座をとおして長岡の歴史を探ります。今年度は51名の皆様から参加の申し込みをいただきました。
第1回のテーマは「「三島億二郎日記」を読む―近代長岡の人びとの北海道移住―」です。講師は当館の田中洋史館長が担当しました。
初めに双書No.40の構成とともに北海道開拓事業をめぐる億二郎の行動を概観したあと、収録された各日記の見どころ部分を読み上げ、晩年のすがたに迫りました。億二郎は北海道への移住を進めるため、山古志地域や、現在当館が建つ長倉地区などで住民向けの説明会を開いたとのこと。億二郎の人柄にも触れた解説に、参加者は熱心に耳を傾けていました。
