令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第1回を開催しました

10月11日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第1回を開催しました。今回のテーマは「新四郎、越中へ行く~天明七年「関守」より」、講師は歴史文書館の桜井奈穂子会計年度任用職員が担当しました。

「関守(せきもり)」は、与板の割元新木家の当主によって約150年にわたり書き継がれた資料です。割元の職務に関する文書を綴った220点余は、与板やその周辺地域の歴史を今に伝え、長岡市の有形文化財に指定されています。

テキストに登場した与板地域の都野神社や、栃尾俣温泉での湯治、名だたる与板の豪商などにまつわる解説も聞きながら、当時与頭(くみがしら)をつとめていた新四郎の「商用」での他出(他国へ出掛けること)の願書や届出などを読みすすめました。

 
  長岡郷土史研究会長谷川会長のあいさつ     今回から定員60名となりました