活動記録-2021年(令和3年)

「長岡市史双書を読む会」(第2回)を開催しました

12月14日(火)、「長岡市史双書を読む会」の第2回講座(最終回)を開催しました。講師は長岡市史双書No.60『古書肆弘文荘・反町茂雄と長岡『反町茂雄文庫目録』第2集(補遺)』の編集を担当した文書資料室職員です。
前半は、桜井奈穂子会計年度任用職員による「「補遺」の整理の現場から-宮下村横山家文書および頸城郡坪野村文書 概略-」です。「補遺」整理に至るまでの裏話や、当室が所蔵する他の資料と比較しての文書解説は興味深い内容でした。後半は、岡田佐輝子会計年度任用職員による「「反町茂雄著述一覧」ができるまで」です。これまでにも何度か作成されている著述目録をさらに磨き上げる苦労と、反町氏への敬意をもって協力してくれた関係各所への感謝が語られました。
「反町茂雄文庫展」の関連イベントとして開催された今年度の「長岡市史双書を読む会」は、今回で終了しました。皆様ご参加ありがとうございました。

 
 

資料整理ボランティア定例活動(新聞整理の部)を行いました!

12月9日(木)、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は互尊文庫3階の学習室です。
メンバー3名と職員3名の6名で、6ヶ月分の新聞を整理しました。皆さん、ありがとうございました!

今年度の活動は、新型コロナウイルスの感染拡大により出鼻をくじかれ、また、夏にも特別警戒警報が出されるなど、スケジュールが崩されることがありました。
そんな状況でも、延べ28名の参加をいただき、46ヶ月分の新聞を整理することができました。本当にありがとうございました!

次回の活動予定は、12月23日(木)、古文書整理です。ぜひ、ご参加ください。

長岡市資料整理ボランティアは随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。


長岡市資料整理ボランティア募集チラシ.pdf

    

「長岡市史双書を読む会」を開講しました

12月7日(火)、令和3年度の「長岡市史双書を読む会」を開講しました。長岡市史双書の最新刊No.60『古書肆弘文荘・反町茂雄と長岡『反町茂雄文庫目録』第2集(補遺)』をテキストに、伝説の古典籍商の人物像や、反町氏が長岡に寄贈した郷土資料について学びます。36名の皆様から参加の申し込みをいただきました。
中央図書館美術センターで開催中の「反町茂雄文庫展」の関連イベントとして、全2回開催します。中央図書館講堂を会場に、各回2人の講師がお話しします。
第1回前半は、田中洋史文書資料室長による「反町茂雄と反町茂雄文庫」です。書簡などから反町氏の業績と長岡への思いを読み解きました。後半は、安達良平主査による「反町茂雄と長岡」です。講師が反町氏の著述を朗読して、その生い立ちや郷里長岡との交流を解説しました。
第2回は長岡市史双書編集の裏話も語られます。ぜひお楽しみください。


 

「古文書に見る長岡のすがた」日曜午後コース第4回を開催しました


11月28日(日)、「古文書に見る長岡のすがた」日曜午後コース第4回を開催しました。テーマは平日夜間コースと同じ「長岡藩銃卒の出陣日誌からみた長岡城攻防戦」、講師は新潟県立歴史博物館の田邊幹専門研究員です。長岡市立中央図書館を会場に、14名の皆様にご参加いただきました。

講師の田邊さんの解説により、テキストの「出陣日誌 地」の記述から、戦場の様子を具体的に読み取ることができました。来年度につながるテーマでもあります。皆様からはぜひ来年も継続してご参加いただければと思います。

今年度の古文書解読講座はこれで終了となります。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 



「古文書に見る長岡のすがた」平日夜間コース第4回を開催しました


11月23日(火・祝)、「古文書に見る長岡のすがた」平日夜間コース第4回を開催しました。今回のテーマは「長岡藩銃卒の出陣日誌からみた長岡城攻防戦」、講師は新潟県立歴史博物館の田邊幹専門研究員です。中央公民館講座室を会場に、28名の皆さまにご参加いただきました。

テキストに使用した「出陣日誌 地」は、北越戊辰戦争に銃卒として従軍した小泉守勝が、明治14年(1881)に清書したものです。読めない文字が出てきたときには、前後の文脈から予測を立てて読んでみるとよい等々、解読のコツを教えていただきながら、慶応4年(1868)の7月25日、26日、28日の記事を読み進めました。