2015年7月の記事一覧

長岡市史双書を読む会(3)を開催しました

7月22日(水)、長岡市史双書を読む会を開催しました。最終回となる今回は、長岡郷土史研究会会員の田所和雄さんを講師に、前回に引き続き「奥羽行」を読みました。金華山や松島、湯殿山や立石寺など、東北地方の名所旧跡について詳しい解説を聞かせていただきました。

今年度の市史双書を読む会は、90名を超える方から参加の申し込みをいただきました。ありがとうございました。江戸時代の旅を楽しんでいただけたでしょうか。文書資料室では、皆様からご好評いただいている「江戸時代の旅日記」シリーズの続刊を、今後も検討していきたいと考えております。

 

 

新潟歴史資料救済ネットワーク連携10年!

新潟歴史資料救済ネットワーク(事務局:新潟大学・矢田俊文研究室)と連携した東日本大震災避難所資料の整理を、長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」で開催しました。

新潟歴史資料救済ネットワークは、中越大震災を機に組織された新潟大学の教官・学生、県内の博物館・文書館等の職員などで構成されるボランティア団体です。被災した文化財・歴史資料の救出活動や、災害復興関連資料の整理作業などを行っています。同ネットワークと長岡市は、平成17年5月から連携を開始し、今年で10年目を迎えます。

当日は、23人が参加。「長岡市災害復興文庫」資料のうち、市内に開設された東日本大震災避難所(長岡市新産体育館避難所)資料、約500点の目録を作成しました。回覧板を使用した避難者への情報伝達など、長岡市の避難所運営のノウハウを資料から振り返る機会にもなりました。


 

長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました

7月9日(木)、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は、互尊文庫3階学習室です。

午前中は新聞資料の整理を行い、午後は古文書整理を行いました。蒸し暑い中、のべ24名ものメンバーが参加し、汗をかきながらも資料整理に励みました。

なお、8月の活動はお休みになります。メンバーの皆様、ゆっくり静養して、9月からの長岡市資料整理ボランティア10周年記念行事に備えてください。ご協力ありがとうございました!

 

長岡市史双書を読む会(2)を開催しました

7月8日(水)、長岡市史双書を読む会を開催しました。2回目となる今回は、前後半に分け、長岡郷土史研究会会員の田所和雄さんと、文書資料室の桜井奈穂子嘱託員が担当しました。

前半は、「陸奥の編笠」の続きです。会津藩校日新館の視察、白川藩・棚倉藩の探索、津川から村松へ向かう間道「小川通り」「沼越」の部分を読みました。

後半のテキスト「奥羽行」は、東北地方の名所旧跡をめぐる旅日記です。写真を見ながら詳しい解説を聞かせていただきました。

次回も引き続き、金華山や松島などの名所をめぐります。皆様のご参加をお待ちしています。


 

長岡市史双書を読む会(1)東北への旅「陸奥の編笠」①を開催しました

7月1日(水)、長岡市史双書を読む会を開催しました。会場は、中央図書館講堂、文書資料室桜井奈穂子嘱託員が講師をつとめました。

テキストは、長岡市史双書最新刊No.54『江戸時代の旅と旅日記(2)東北への旅①』です。「陸奥の編笠」は、長岡藩士の長沢茂好と柳町年綱の東北地方探索日記です。

この日は新潟町を出発し、まずは新発田藩を探索。赤谷や綱木を通り、会津藩を探索するところまでを読み進めました。

84名もの方にご参加いただき、皆で長岡藩士たちの東北探索に思いを馳せました。