2015年9月の記事一覧
城下町・三春をあるく
古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」第3回講座のテーマは「長岡藩士がみた城下町・三春」、講師は長岡郷土史研究会会員の安達良平さんです。
城下町・三春(現福島県三春町)の名勝・滝桜の描写、泊まった宿屋の主人が長岡出身というエピソード、三春藩の馬政に関する詳細な記事など、長岡藩士・長沢茂好が記した旅日記の世界に参加者一同興味深く耳を傾けました。
十日町市古文書整理ボランティアとの交流会を行いました!
9月14日(月)、長岡市資料整理ボランティアと十日町市古文書整理ボランティアとの交流会を開催しました。
平成18年の初回から数えて9回目となる今回の交流会は、「中越大震災からの復興と山古志」をテーマに研修会を行いました。
午前は、「山古志の古文書をよむ」と題して山古志公民館種苧原分館に保管する被災歴史資料を紹介。午後は、「山古志の復興をあるく」と題して現地見学を行いました。
十日町市古文書整理ボランティアは21名、長岡市資料整理ボランティアは16名が参加し、総勢37名で山古志の古文書や復興の過程などを学びました。皆さま、お疲れさまでした!
長岡藩士の伝記をよみとく
古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」の第2回講座は、「長岡藩士の伝記」がテーマ、講師は長岡郷土史研究会会員の桜井奈穂子さんです。
テキストとなった「貴茂先生略伝」(反町茂雄文庫・長岡市立中央図書館所蔵)は、長岡藩士で代々、馬医をつとめた長澤家の初代・長澤貴茂(1719~1801)の伝記です。長岡藩士の伝記は大変珍しく、城下町長岡に暮らした武士のすがたをほうふつとさせる講義内容に参加者一同興味深く耳を傾けました。
なお、「貴茂先生略伝」の執筆者・長澤茂好は、長岡市史双書№54『江戸時代の旅と旅日記(2)』(平成27年3月発行)に収録した旅日記「陸奥の編笠」も記しています。
長岡市資料整理ボランティア発足10周年!
9月1日(火)互尊文庫正面入口のディスプレーを、「長岡市資料整理ボランティア発足10周年」をテーマに模様替えしました。
中越大震災をきっかけに発足した長岡市資料整理ボランティアが、この10月に、活動開始から10周年を迎えます。
活動内容を紹介したパネルや、文書資料室がメンバーに発行しているボランティア通信を展示していますので、お立ち寄りの際には、是非ご覧ください。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。
2015長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf