活動記録-2017年(平成29年)

「古文書のいろは」最終回

6月28日(水)、中央公民館で古文書解読講座「古文書のいろは」の最終回(第3回)を開催しました。今回のテーマは「古文書を読んでみよう!(2)-長岡藩士秋原家文書より-」、講師は長岡郷土史研究会会員の樺澤幸子さんです。
くずし字辞典を活用しながら、解答用紙のマス目を埋めていくという古文書解読の実践編を体験しました。長岡藩士・秋原家に伝わった古文書から、現在の悠久山・蒼柴神社にまつわる歴史を読み解きました。
初心者向けの古文書解読講座は今回が最終回です。30名の受講生が皆勤で参加されました。
文書資料室では、経験者向けの古文書解読講座を8月に開講予定です。詳細はホームページ等でまもなくお知らせします。ぜひご参加ください。

 

「古文書のいろは」第2回を開催しました

6月14日(水)、「古文書のいろは」第2回を開催しました。講師は、長岡郷土史研究会会員の小熊よしみさんです。
今回はかな文字を中心に学びました。テキストは、江戸幕府がまとめた全国の善行者の記録『官刻孝義録』に収録されている、長岡の商人「間霜屋次郎兵衛」についての文章です。受講生のみなさんは、くずし字辞典の使い方や、かなの形の覚え方などを教わりながら、熱心に読み進めていました。

 




長野県栄村でボランティア交流会を行いました

6月8日(木)、長野県にある栄村歴史文化館「こらっせ」にて、長岡市資料整理ボランティアと十日町市古文書整理ボランティアの交流会を行いました。
「こらっせ」は、長野県北部地震からの復興の取り組みで、ボランティアの救済活動によって誕生した施設です。参加者は救出された文化財を見学し、その活用方法などを学ぶことができました。
また、意見交換会では感想発表や近況報告も行い、活動を続けていくことの大変さや大切さを話し合いました。皆さま、お疲れさまでした


 



「古文書のいろは」を開講しました!

5月24日(水)、初心者向けの古文書解読講座「古文書のいろは」を開講しました。今年度の講座には、48名の皆様より参加の申し込みがありました。中央公民館を会場に、全3回開催します。
初回のテーマは「古文書って何だろう?-解読前の基礎知識-」、講師は長岡郷土史研究会会員の岡田佐輝子さんです。江戸時代の古文書のかたちや特徴など、解読にあたっての基礎的な知識を学びました。参加者のうち半数近くの方が初めて「くずし字」を読むとのこと。受講生の皆さんは、「早く読めるようになるコツはとにかく続けること」という講師の呼びかけに頷きつつ、熱心に解読にチャレンジしていました。