活動記録-2018年(平成30年)
「古文書にみる長岡のすがた」水曜夜間コースの第4回を開講しました
10月24日(水)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」水曜夜間コースの第4回を開催しました。テーマは「ムラとマチの北越戊辰戦争」、講師は文書資料室の田中洋史室長です。長岡市中央公民館大ホールを会場に、45名の参加がありました。慶応4年(1868)5月、蔵王領の雨池村・寺宝村の村役人たちが、蔵王権現の社堂を戊辰戦争の兵火から守るために新政府軍の薩摩藩本陣へ持参した嘆願書などを読み解きました。
今年度の水曜夜間コースは今回が最終回です。全4回の皆勤の方は32人でした。来年度の古文書解読講座もご期待ください。
「古文書にみる長岡のすがた」日曜午後コース第3回を開催しました
10月14日(日)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」日曜午後コースの第3回を開催しました。テーマは「明治維新期の蔵王権現と安禅寺」、講師は長岡郷土史研究会会員の安達良平さんです。長岡市立中央図書館講座室1を会場に、14名の参加がありました。
安禅寺は神仏分離令により廃寺、金峯神社となりました。住職の亮寛(亮貫)も三芳野千春と改名、神官となります。資料からは、寺か神社か揺れ動く彼の心が伝わってくるようです。その後、千春の奔走により、安禅寺は同18年に再興されることになりました。
定例活動を行いました
10月11日(木)、長岡市資料整理ボランティアの定例活動を行いました。場所は互尊文庫3階学習室です。新聞資料整理と古文書整理を行い、23名の方が参加しました。皆さん、お疲れさまでした。
次回の活動は、10月31日(水)、新聞資料整理を予定しています。よろしくお願いいたします!
長岡市資料整理ボランティアでは、随時メンバーを募集しています。文書資料室まで、お気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf
「古文書にみる長岡のすがた」水曜夜間コース第3回を開催しました
10月10日(水)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」水曜夜間コースの第3回を開催しました。テーマは「明治維新期の蔵王権現と安禅寺」、講師は長岡郷土史研究会会員の安達良平さんです。中央公民館を会場に、46名の参加がありました。
文書資料室寄託の「安禅寺文書」の中から、明治政府が発布した神仏分離令をきっかけに加速した「廃仏毀釈」に関する資料を読みました。スクリーンに大きく映し出された文字を確認しながら、全員で読み進めました。
「古文書にみる長岡のすがた」日曜午後コース第2回を開催しました
9月30日(日)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」日曜午後コースの第2回を開催しました。水曜夜間コースと同じく、テーマは「長岡藩士長澤金太郎と飯寺の戦い」、講師は長岡郷土史研究会会員の桜井奈穂子さんです。長岡市立中央図書館講座室1を会場に、16名の参加がありました。
長澤の書写した「鎧着用次第」を中心に読み進めたあと、飯寺の戦いでの長澤の最期について解説がありました。恭順派だったにも関わらず、北越戊辰戦争で奔走し戦死した長澤に、様々な想像がふくらむ講座でした。