活動記録-2014年(平成26年)
リレー講演会「災害史に学ぶ」第12回
リレー講演会「災害史に学ぶ」は、今回が全15回の折り返し地点です。
第8回講演会の演題は「和島の古代遺跡と災害」、講師は科学博物館文化財係長の田中靖さん、会場は長岡市地域交流館わしまです。
講師の田中さんは、旧和島村役場の学芸員として和島地域の埋蔵文化財の発掘等の業務に従事し、現在は科学博物館に勤務。
県内をはじめ各地で古代の遺跡に関する講演、普及活動、及び論文の執筆などを行っています。
平成21年に完成した木の香り豊かな和島小学校内にある会場での講演会に約90名が参加。
八幡林遺跡、下ノ西遺跡、五千石遺跡などの発掘調査によって検出された災害痕跡から、古代の災害について学びました。
リレー講演会「災害史に学ぶ」は、今回が全15回の折り返し地点です。
残り7回分の参加も随時受付中ですので、詳細は下記からご覧ください。

中越大震災に関する展示に模様替えしました
今年で、中越大震災から10周年を迎えます。
互尊文庫正面入り口のディスプレーを、「中越大震災」がテーマの展示に模様替えしました。
地震が発生した10月23日(木)から2日後の、10月25日(土)前後に長岡市内に開設された避難所の状況についてのパネルや中越地震に関する書籍などを展示しています。
また、文書資料室では、10月21日(火)から中央図書館2階美術センターにて、企画展「災害と復興をかたりつぐ」を開催します。
こちらの方も是非、足をお運びください!

リレー講演会「災害史に学ぶ」第7回
第7回講演会の演題は「中越地震の被害と地盤との関係」、講師は「大地の会」顧問で理学博士の飯川健勝さん、会場は越路総合福祉センターです。
講師の飯川さんは、長岡大手高校などの数学教師として38年間教鞭をとられ、在職中より測地学・地震学の研究を始められました。
平成3年に理学博士号(構造地質学)を取得。
地殻変動を中心とする地質学、地震・災害と生活との関わりなどの講演・学会発表・論文執筆を行っています。
全15回で唯一の平日夜の開催となりました。
後援くださった「大地の会」会員の皆さんなど、約90名の参加者がありました。
地質学からみた地殻変動をテーマに、豊富な写真資料などを駆使してわかりやすく話してくださいました。
10年前の中越地震をはじめ、様々な地震のメカニズムを解き明かす内容でした。
リレー講演会「災害史に学ぶ」は、12月まで開催しています。
参加は随時受付中ですので、詳細は下記からご覧ください。

山古志地域の被災資料を整理しました
旧種苧原小学校にて、新潟歴史資料救済ネットワークと山古志支所地域振興課教育支援係と合同で、山古志地域の被災歴史資料の整理を行いました。
天候にも恵まれ、24名もの参加があったことにより、中越大震災以後に一時保管した3つの集落の文書資料のクリーニング作業を、スムーズに行うことができました。
午後には、種苧原まつりの闘牛と山古志復興交流館「おらたる」を見学し、山古志地域の文化と歴史について学びました。

「旬ラジ★ながおか」の収録が行われました
文書資料室にて、FMながおか(80.7MHz)市政広報ラジオ番組「旬ラジ★ながおか」の収録が行われました。
長岡市資料整理ボランティアの活動について、FMながおかの佐野アナウンサーから取材を受けました。
放送予定は、9月5日(金)7:15~、12:15~、18:45~です。
聴き逃した方は、長岡市役所のホームページでも視聴することができます。
ぜひ聴いてみてください!
