2014年3月の記事一覧
山内写真館資料写真展を見学しました
十日町情報館ギャラリーで開催された、山内写真館資料写真展を見学しました。
この写真展は、明治時代より100年続いた山内写真館から十日町情報館に寄託された4万8千点に及ぶ被災した資料を後世に残すため、十日町古文書整理ボランティアのメンバーが整理してきたものを展示する恒例行事となっています。
5回目の開催となる今回のテーマは、『昭和の十日町 雪と機(はた)と人びとの暮らし』です。
除雪車が登場する以前の雪に埋もれる町景色や、織物業と共に躍動した昭和の十日町の写真を集めました。
来場者が写真の中に見つけた当時の地域情報も続々と寄せられ、会場は古き良き十日町を懐かしむ人びとの熱気に包まれていました。

与板地域の戦国時代を文書資料から探る
長岡市与板公民館事業「与板を学ぼう歴史講演会」で、文書資料室職員が「室町・戦国時代の山東郡・古志郡と与板・直江家」と題して講演しました。
講演会では、『与板町史』に紹介される飯沼家・直江家に関する歴史資料から、戦国時代の与板地域の歴史を読み解きました。
会場の与板公民館本与板分館は、昭和3年に竣工した旧公会堂の一部を利用した由緒ある建物です。
そして、本与板地区は本与板城を中心に、戦国時代のムラのすがたを今に残す、NHK大河ドラマ「天地人」ゆかりの地です。
文書資料室は、このような、郷土の歴史に関する公民館活動への支援を積極的に行っています。

「復興びな」を展示しています
互尊文庫正面入り口のディスプレーを「復興びな」に模様替えしました。
「復興びな」は中越大震災の時に、中央図書館避難所で11日間を過ごした南雲タカ氏により寄贈されたものです。
避難して5日目に食したという、温かいカップめんの美味しさへの感激と「復興するぞ」という思いを込めて「復興びな」は作られました。
愛らしい「復興びな」を是非ご覧ください。
