活動記録-2016年(平成28年)
南相馬市立中央図書館でミニ連携展示を開催しています
3月10日(金)~3月31日(金)まで、福島県の南相馬市立中央図書館で長岡市災害復興文庫連携ミニ展示「長岡市民からのメッセージ~南相馬市の復興に寄せて~」を開催しています。
連携展示2回目となる今回は、平成27年2月に開催された「南相馬と長岡~絆の記憶と記録」の展示資料を選定する長岡市資料整理メンバーの活動の様子や南相馬市民へのメッセージなどを見ることができます。
東日本大震災から6年が経ちましたが、南相馬市民と長岡市民の絆を振り返る良い機会となりました。
第10回越後長岡ひなものがたりに参加します
互尊文庫正面入り口のディスプレイを「復興びな」に模様替えしました。
「復興びな」は、中越大震災の際に中央図書館へ避難した南雲タカ氏が、食事用に配られたカップめんの容器を使って製作したものです。当室に寄贈され、現在は、手記とともに長岡市災害復興文庫の大切な資料のひとつとなっています。
この「復興びな」展示は、今月16日から始まる「第10回越後長岡ひなものがたり」にも参加します。皆さま是非お立ち寄りください!
今年度最後の活動を行いました
12月8日(木)、今年度最後の長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は、互尊文庫3階学習室です。
午前中は、新聞資料整理を行いました。参加者が多く、全国紙5紙合計30ヶ月以上の新聞から新潟版を切り取ることができました。
午後は、古文書整理を行いました。村への年貢の割当てを記した年貢割付状を、協力しあいながら33点整理することができました。
午前と午後を合わせて、のべ40名の方にご参加いただきました。お疲れ様でした。
平成29年度の活動は、4月からとなります。メンバーの皆さん、来年度もよろしくお願いします。
「北越雪中実景」に展示替えしました
互尊文庫正面入口のディスプレイを「北越雪中実景」に模様替えしました。
2代目片山翠谷と片桐遜堂が描いた明治時代の長岡の冬の暮らしをご覧ください。
歴史資料保存講座を開催しました
11月30日(水)中央公民館において、表具師の後藤光晴さんを講師に迎え、「歴史資料保存講座~大切な史料を未来に伝えるために~」を開催しました。
4回目となる本講座では、文書資料室所蔵の刈羽郡桐沢村青柳家文書の中の絵図「戊辰戦争 官軍 長岡戦へ」を題材に、修理や表装の過程について、画像をまじえながら詳しいお話をうかがいました。絵図は「巻子(かんす)仕立」に表装され、見ごたえのあるものに仕上がっていました。
掛軸などの歴史資料が、しまいっぱなしになってはいませんか。お正月はよい機会です。箱から出し、家族で眺めてみるのもよいのではないでしょうか。