2016年10月の記事一覧

ギャラリートークを行いました

10月23日(日)、長岡市災害復興文庫展2016「長岡と福島・南相馬~絆の記憶と記録~」のギャラリートークを開催しました。場所は、長岡市立中央図書館1階エントランスです。
講師は、元南相馬市避難者避難所班長の宍戸晃さんと南相馬市立中央図書館司書の高橋将人さんです。
宍戸さんには、長岡市の中学生から贈られた千羽鶴など、展示されている資料にまつわるエピソードや、長岡市での避難所生活の思い出をお話ししていただきました。
高橋さんからは、東日本大震災から5年が経った南相馬市立中央図書館の活動の様子などを聞くことができました。
次回は、11月12日(土)14時からギャラリートークを行います。講師は、田中文書資料室長です。皆さま、是非ご参加ください。

 

シンポジウムを開催しました

10月22日(土)、中越防災安全推進機構と共催で、シンポジウム「東日本大震災と熊本地震~中越大震災12年目のメッセージ~」を開催しました。会場は、長岡震災アーカイブセンターきおくみらいです。
文書資料室は第1部、「中越から東日本へ~震災アーカイブと絆の記憶~」で、南相馬市立中央図書館と連携しての長岡市災害復興文庫を活用する取り組みを報告しました。講師は、南相馬市立中央図書館司書の高橋将人氏と田中文書資料室長です。
東日本大震災から5年が経ち、長岡市に開設された避難所資料(災害復興文庫)が長岡市での整理を経て、南相馬市立図書館で展示されるまでの過程や結果を知ることができたほか、震災後の図書館の役割について意見交換できました。また、長岡市資料整理ボランティアメンバーの大平晃さんに、南相馬市立図書館での展示に使う資料を、選んだ時の感想を話していただく一コマもありました。
約40名の方にご参加いただきました。皆さま、ありがとうございました。

 

国立国会図書館「ひなぎく」に中越地震関連の写真5点を掲載

中越大震災から12年目を迎えました。

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」のトップページに、長岡市災害復興文庫の新潟県中越地震関連の写真5点が掲載されました。市内の小中学校で撮影された被害状況写真などです。

http://kn.ndl.go.jp/static/2016/10/21?language=ja


「中越から東日本へ」シンポジウム参加者募集のお知らせ

10月22日(土)、長岡震災アーカイブセンターきおくみらいにて、シンポジウム「東日本大震災と熊本地震~中越大震災12年目のメッセージ~」を開催します。(詳しくは20161022シンポジウムチラシ.pdfをご覧ください)
文書資料室、もしくは長岡震災アーカイブセンターきおくみらいにて、申し込み受付中です。皆さま、ふるってご参加ください!

「災害復興文庫展2016」ギャラリートークに参加しました

10月13日(木)、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。今回の活動は、中央図書館エントランスで開催中の、「災害復興文庫展2016-中越大震災12年、東日本大震災5-長岡と福島・南相馬~絆の記憶と記録~」の展示を見学し、文書資料室の田中室長によるギャラリートークに参加しました。

展示物の中には、ボランティアメンバーがかつて整理した資料や展示のために選んだ資料が含まれています。それらの資料を通じて、東日本大震災以降、長岡市に避難していた福島県南相馬市の方々と長岡市民の間に生まれた絆を感じる一時となりました。皆さま、お疲れさまでした!


 



 

長岡市災害復興文庫展2016開催!

10月13日(木)から11月13日(日)まで、長岡市立中央図書館1階エントランスにて、「長岡市災害復興文庫展2016-中越大震災12年、東日本大震災5年-長岡と福島・南相馬~絆の記憶と記録~」を開催しています。

本展では、「長岡市災害復興文庫」(平成26年開設)から、長岡市に開設された東日本大震災避難所の掲示物・運営事務文書や南相馬市に帰宅した避難者が保管する千羽鶴などの震災資料を紹介し、未曽有の大災害の中で生まれた「絆」の記憶をたどります。

た、会期中、南相馬市からのゲストを招いてのギャラリートークを行う予定です。(詳しくは、災害復興文庫展2016チラシ.pdfをご覧ください。)

今年も是非、「長岡市災害復興文庫展」をご覧ください!


 

古文書にみる長岡のすがた(4)を開催しました

10月12日(水)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」を開催しました。4回目となる今回のテーマは「江戸時代のお菓子をめぐって」、講師は長岡郷土史研究会会員の渡部浩二さんです。44名の方々が参加されました。

高級菓子の製造や高値販売を禁じた「御書附写し」(天保3年)や、飴の他領売り禁止の「覚」(嘉永4年)を読み解きました。これらの文書は、藩の倹約令を村方へ伝えたものの一つです。しかし人々はこれを守らず、菓子の種類は増し、高価な菓子も増えていきました。今に伝わる長岡の銘菓、大和屋の「越乃雪」や紅屋重正の「大手饅頭」も、江戸時代に登場したお菓子です。受講生の皆さんは、身近なお菓子の話題に興味深く聞き入っていました。


 

2回目の雲洞庵資料整理を行いました

10月1日(土)、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は、新潟県立歴史博物館です。

前回に引き続き、新潟歴史資料救済ネットワークと合同で、平成23年の新潟・福島豪雨で水損した雲洞庵文書の整理を行いました。

天候に恵まれ、クリーニングチームは、屋外での作業を行うことができました。古文書チームは、寺院特有の言葉に苦戦しつつ、明治から昭和時代までの手紙や書類を整理しました。17名の参加者の皆さま、ご協力ありがとうございました。


 

「東日本大震災 福島県復興ライブラリー」を展示しています

11月29日(火)まで、長岡市立中央図書館の閲覧室(参考コーナー)で、福島県立図書館が所蔵する「東日本大震災 福島県復興ライブラリー」を出張展示しています。長岡市災害復興文庫展2016「長岡と福島・南相馬~絆の記憶と記録~」の関連企画です。展示のテーマは、10月は「忘れない。東日本大震災・福島第一原発事故」、11月は「震災・原発事故・・・被災の体験を伝える」です。福島県立図書館よりお借りした本ですので、貸出ができず館内閲覧となりますが、この機会にぜひ手に取ってご覧ください。これらの本を通して、震災の記憶を風化させてはならないこと、記録を残していくことの大切さを知っていただきたいと考えています。


 

長岡市資料整理ボランティアの活動をご紹介

互尊文庫正面入口のディスプレイを、長岡市資料整理ボランティアをテーマに模様替えしました。

活動内容を紹介したパネルや、文書資料室がメンバーに発行しているボランティア通信、9月に開催された十日町市古文書整理ボランティアとの大交流会の模様などを展示していますので、お立ち寄りの際には、是非ご覧ください。

長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。文書資料室までお気軽にお問い合わせください。

長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf