2014年11月の記事一覧
リレー講演会「災害史に学ぶ」第14回~栃尾文化センター会場~
第14回講演会は、栃尾文化センターを会場に開催しました。
講師は新潟県立歴史博物館主任研究員の大楽和正さん、演題は「災害と石仏~災厄への怖れと祈り~」です。
栃尾地域は「石仏の宝庫」として知られています。
地震・水害・地すべりなどの自然災害に対して、人々はどのように向き合ってきたのでしょうか。
暮らしに根付いた信仰対象である石仏には、その一つ一つに先人たちのメッセージが込められています。
そんなことに気付かされる、講演会となりました。

リレー講演会「災害史に学ぶ」第13回~おぐにコミセン会場~
第13回講演会は、おぐにコミュニティセンター(愛称は「だんだん」)を会場に開催しました。
講師は長岡市立中央図書館文書資料室の桜井奈穂子嘱託員、演題は「桐沢村青柳家文書と小国地域の災害~青柳三郎「年中気候日記」から~」です。
青柳家文書は、中越大震災で被災した土蔵から救出された被災資料です。
長岡市史双書No.49『新潟県中越大震災と資料保存(2)被災資料が地域を語る①刈羽郡桐沢村青柳家文書』としてまとめられ、刊行されています。
6代目青柳家当主の残した記録「年中気候日記」を、今回初めて紹介。
日々の気象記録を通して、桐沢・法坂を中心とした災害史を読み解きました。 長岡市史双書No.49の詳細はこちら