2023年11月の記事一覧
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
11月28日(火)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。12名が参加し、新聞資料整理と古文書整理を行いました。
古文書整理では、長岡ではおなじみの地名「せったや」の判読に苦労した様子。現在の表記は「摂田屋」ですが、古文書では「摂對(対)屋」村と書かれることがあるのです。明らかに「田」ではない文字に、首をひねる姿がちらほら見られました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、12月7日(木)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第4回を開催しました
11月22日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第4回を開催しました。今回のテーマは「長岡藩銃卒の出陣日誌からみた長岡城攻防戦」、講師は新潟県立博物館の田邊幹専門研究員が担当しました。
長岡藩の銃卒・小泉氏の戊辰戦争従軍日誌を読むシリーズ、4回目となる今回は慶応4年(1868)8月の八十里越えの場面を読み進めました。
今年度の古文書解読講座は終了となります。ご参加いただき有難うございました。アンケートに寄せられたご意見を参考にしながら、今後も皆様に満足してもらえる講座を開催していきたいと思います。来年度もご参加お待ちしております。

くずし字を4色で分類して読む方法 閉会のあいさつ
「第3回れきぶん講演会」を開催しました
11月11日(土)、「第3回れきぶん講演会」を開催しました。
今回のテーマは「「史料のない中世」をどのように考えるのか-歴史家・藤木久志と長岡市史編さんの地域調査-」、講師は長岡市立科学博物館の小熊博史館長です。

今回のテーマは「「史料のない中世」をどのように考えるのか-歴史家・藤木久志と長岡市史編さんの地域調査-」、講師は長岡市立科学博物館の小熊博史館長です。
新潟県出身の歴史家・藤木久志氏の功績や魅力的な人柄を、共に長岡市史編さん事業に携わった講師が豊富な記録や写真に基づいて語ってくださいました。
藤木氏は令和元年に他界されましたが、氏の研究姿勢や手法は今後の地方史研究にも受け継がれることが期待されます。
資料整理ボランティアの定例活動を行いました
11月9日(木)、講座室にて、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。今回も新加入のメンバー1名の参加があり、合わせて9名で新聞資料整理と古文書整理を行いました。
当館では7日から企画展が始まったところです。ボランティアで整理した江戸時代の入札(いれふだ:投票用紙)も展示されており、休憩時間には見学するメンバーの姿が見られました。また、新聞資料整理では、面白い記事を見つけて盛り上がる一幕もありました。皆さん、お疲れ様でした!
次回の活動日は、11月28日(火)です。ご協力よろしくお願いいたします。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。歴史文書館まで、お気軽にお問い合わせください。

令和5年度「古文書に見る長岡のすがた」第3回を開催しました
11月8日(水)、「古文書に見る長岡のすがた」第3回を開催しました。今回のテーマは「出羽国上山藩越後支領の成立と七日市陣屋の建設~慶応二年(1866)「諸手控」より」、講師は新潟県立歴史博物館の渡部浩二専門研究員が担当しました。
上山(かみのやま)藩の越後陣屋の設置については、三島郡・刈羽郡内のいくつかの村から誘致の願いが出されていたようです。スクリーンに大きく映し出されたテキストを確認しながら、七日市村(三島地域)設置が決定するまでの経緯を読み進めました。
「第2回れきぶん講演会」を開催しました
10月21日(土)、「第2回れきぶん講演会」を長岡郷土史研究会「秋の講演会」を兼ねて開催しました。今回のテーマは「「アーカイブ」って何だろう-長岡市歴史文書館がめざすもの-」、講師は当館の田中洋史館長です。
「れきぶん講演会」は、長岡市域に関する最新の歴史研究の成果や歴史文書館の活動を紹介する講演会です。今回は、開館から3か月を迎えた当館の現状と課題を、条例・規則・要綱の解説や「アーカイブ」に関わる所蔵資料などからわかりやすくお話ししました。

11月11日(土)に開催する「第3回れきぶん講演会」の参加者を募集中です。