2022年5月の記事一覧

文化十一戌年八月廿九日

こんにちは。お久しぶりです。
子馬です。

写真の褒状は
「災H1810柳原町堀井家文書」のうちの1点(部分)です。
災H1810は資料群番号で、「災」は被災資料であることを表しています。
平成16年の中越大震災で被災し、当室に寄贈されました。

柳原町の甚之助は13年の長きにわたり御厩で細工の御用をつとめ、
さらに御大小(打刀と脇差)と御短刀を打立てたことを褒められて、
一人扶持(1年分の給与米)を賜りました。
長岡の刀鍛冶の仕事ぶりを伝える資料です。

資料の日付は、文化11年(1814)の8月29日。
これは旧暦だから、今でいえば8月の初めのころ。

およそ200年前の長岡って、どんな様子だったのかな。
子馬は、とても知りたくなりました。

長岡市史双書No.61
『蔵王権現領安禅寺御用記(7)日並記・諸掛合留・諸願書留(文化10・11年)』には、
当時の長岡の様子が詳しく書かれているそうです。

7月にはこの本をテキストに
「市史双書を読む会」も開催されるそうです。

子馬も参加するつもりです。
会場でお会いしましょう。


長岡市史双書最新刊絶賛販売中!


こんにちは!
アールです。

新年度が始まり、早くも2ヶ月が経とうとしています。
文書資料室では、資料整理ボランティア、古文書解読講座などが
順調に始まり、幸先の良いスタートをきることが出来ました!

一方で、今年度は例年以上に業務が立て込んでいます・・・
職員総出で手分けしながら着実に取り組んでいきたいと思います。

面白いネタがあれば、どんどんつぶやいていきますのでお楽しみに。

長岡市史双書の最新刊『蔵王権現領安禅寺御用記(7)』が昨年度末に
完成しました。
蔵王権現の年中行事や、検地入一件などの蔵王領・長岡藩領の村々の
できごとを紹介しております。

アオーレ長岡総合窓口、文書資料室などにて絶賛販売中です!
興味のある方は、ぜひ、お買い求めください。

  
    蔵王権現領安禅寺御用記(7)
日並記・諸掛合留・諸願書留(文化10・11年)~