2016年6月の記事一覧
古文書のいろは最終回
6月22日(水)、第3回「古文書のいろは」では、前回に引き続き、かなのくずし字がたくさん出てくる古文書を読み解きました。講師は、長岡郷土史研究会の小熊よしみさんです。
テキストの『北越雪譜』(長岡市立中央図書館所蔵)は、越後の雪を主題に、人々の暮らしぶりや民具などについて綴られた、江戸時代のベストセラーです。
鮭について書かれた随筆を、今回の講座で覚えた、かなのくずし字を繰り返し目で追いながら読むことができました。
「古文書のいろは」は今回が最終回です。皆さま、お疲れさまでした。
新潟歴史資料救済ネットワークの活動を行いました
6月11日(土)・12日(日)に、新潟歴史資料救済ネットワーク(以下、資料ネット)、の活動を行いました。
11日は、資料ネットのメンバー17名が参加し、午前中には、やまこし復興交流館「おらたる」にて、東日本大震災で避難所となった北部体育館の資料の目録を作成しました。午後は山古志公民館種苧原分館(旧種苧原小学校)に移動し、中越大震災の被災資料の保全作業と、翌日に開催される「第10回 山古志の歴史を語る会」の会場設営や展示資料の選定などの準備作業を行いました。
12日は、資料ネットのメンバー16名と長岡市資料整理ボランティア13名が参加しました。午前中は、「語る会」の準備を行い、午後には「語る会」に参加しました。今回の「語る会」のテーマは、「山古志の古文書とその魅力」。山古志地域内外から80名以上が集まり、講演会や展示解説会を楽しみました。村の絵図や文書からうかがえる山古志地域の生き生きとした姿は興味深く、地元の方々からも思い出話が飛び出すなど、盛況のうちに幕を閉じました。
長岡市資料整理ボランティアの定例活動を行いました
6月9日(木)、長岡市資料整理ボランティアの定例活動を行いました。場所は、互尊文庫3階学習室です。
午前は、新聞資料整理を行いました。
午後は、当室の田中洋史室長が、今月福島市で行う、国立国会図書館主催、東日本大震災避難所資料の整理と活用についてのワークショップで使用する資料の準備作業を行いました。
午前・午後あわせて、のべ27名の方が参加しました。皆さん、お疲れさまでした!
国立国会図書館主催講習会アドレスはこちら
かなのくずし字になれよう!
6月8日(水)、第2回「古文書のいろは」では、かなのくずし字がたくさん出てくる古文書を学びました。講師は、長岡郷土史研究会の小熊よしみさんです。
テキストの『婦女鑑』(長岡市立中央図書館所蔵)は、明治二十年に宮内省が刊行しました。言行の良い、多くの女性たちにまつわるエピソードが書かれたものです。
44名の参加者は、変体仮名一覧を片手に、ゆっくりと古文書を読み解きました。皆さま、お疲れさまでした!