2014年8月の記事一覧

リレー講演会「災害史に学ぶ」第6回

第6回講演会の演題は「日本海に沈んだ焼き物~海難事故にまつわる地域文化~」、講師は長岡市立科学博物館文化財係主査の加藤由美子さん、会場は寺泊支所です。

加藤さんは、平成11年に旧寺泊町役場職員に採用され、埋蔵文化財の発掘調査などに従事。

平成23年より、新潟県海揚り陶磁器研究会の長岡・出雲崎地域の担当として、海から引き揚げられた土器・陶磁器等の総合調査を行っています。

111名が参加した講演会では、中世・近世の日本海を舞台に繰り広げられた交易と、その無事を祈る船主たちの思いについてお話いただきました。

神仏への祈り、海上での禁忌、日本海に沈んだ焼き物、二面神社の御神体、北前船と船絵馬などについての多角的な考察に、参加者一同が興味深く聞き入っていました。

リレー講演会「災害史に学ぶ」は、12月まで開催しています。

参加は随時受付中ですので、詳細は下記からご覧ください。