活動記録-2016年(平成28年)
2回目の雲洞庵資料整理を行いました
10月1日(土)、長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は、新潟県立歴史博物館です。
前回に引き続き、新潟歴史資料救済ネットワークと合同で、平成23年の新潟・福島豪雨で水損した雲洞庵文書の整理を行いました。
天候に恵まれ、クリーニングチームは、屋外での作業を行うことができました。古文書チームは、寺院特有の言葉に苦戦しつつ、明治から昭和時代までの手紙や書類を整理しました。17名の参加者の皆さま、ご協力ありがとうございました。
「東日本大震災 福島県復興ライブラリー」を展示しています
11月29日(火)まで、長岡市立中央図書館の閲覧室(参考コーナー)で、福島県立図書館が所蔵する「東日本大震災 福島県復興ライブラリー」を出張展示しています。長岡市災害復興文庫展2016「長岡と福島・南相馬~絆の記憶と記録~」の関連企画です。展示のテーマは、10月は「忘れない。東日本大震災・福島第一原発事故」、11月は「震災・原発事故・・・被災の体験を伝える」です。福島県立図書館よりお借りした本ですので、貸出ができず館内閲覧となりますが、この機会にぜひ手に取ってご覧ください。これらの本を通して、震災の記憶を風化させてはならないこと、記録を残していくことの大切さを知っていただきたいと考えています。
長岡市資料整理ボランティアの活動をご紹介
互尊文庫正面入口のディスプレイを、長岡市資料整理ボランティアをテーマに模様替えしました。
活動内容を紹介したパネルや、文書資料室がメンバーに発行しているボランティア通信、9月に開催された十日町市古文書整理ボランティアとの大交流会の模様などを展示していますので、お立ち寄りの際には、是非ご覧ください。
長岡市資料整理ボランティアは、随時メンバーを募集しています。文書資料室までお気軽にお問い合わせください。
長岡市資料整理ボランティア募集ちらし.pdf
古文書にみる長岡のすがた(3)を開催しました
9月28日(水)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」を開催しました。3回目となる今回のテーマは「探索日記『奥羽行』の後の長岡」、講師は文書資料室の岡田佐輝子専門研究員です。47名の方々が参加されました。
前回のテキスト、文化4年(1807)の東北地方探索日記『奥羽行』は、天明の飢きんや幕末に向かっていく各地域のすがたを藩士の目線で記したものでした。今回は、それ以降の長岡藩領の状況を市内の旧家に伝わる「御用留」(ごようどめ、藩からの通達等を村で書き写した控え帳)から探りました。地方(じかた)の古文書のくずし字と格闘しながらの90分間、受講生の皆さんそれぞれが江戸時代の村のすがたを垣間見る機会となりました。
雲洞庵資料整理を行いました
9月19日(月・祝)長岡市資料整理ボランティアの活動を行いました。場所は、新潟県立歴史博物館です。
今回の活動は、新潟歴史資料救済ネットワークと合同で、平成23年の新潟・福島豪雨で水損した雲洞庵文書の整理を行いました。合計31名の参加者は、資料のクリーニングチームと目録作成チームに分かれて作業を行いました。
米沢藩の家老から雲洞庵にあてた書状なども登場し、参加者一同盛り上がる一コマもありました。皆さん、お疲れさまでした!