2013年度(平成25年度)展覧会情報
生誕140年 長岡の日本画家 竹内蘆風展
長岡市ゆかりの作家や作品を紹介する郷土シリーズとして、今年は、生誕140年を迎える日本画家竹内蘆風を紹介します。蘆風は1874年(明治7)に長岡市千手町の仏師の家に生まれ、幼少の頃より画才を認められ、父の手伝いをしていたといわれます。22歳の頃、近隣の後援者の後押しにて上京、円山派の川端玉章の門下に入り、短期間で才覚を現し、連合絵画共進会にて最高賞の銀牌受賞、また、岡倉天心の下、菱田春草や横山大観らと新しい日本画作りに参加するなど活躍します。その後、明治の末頃長岡に帰郷、以降は地元にて精力的に作品制作を続け、1939年(昭和14)に65歳で没しました。本展は、地域の文化向上にも一役を買い、現在、長岡近郊に約1,000点以上の残るといわれている蘆風作品の中より、愛好者の所蔵する小品から大作まで約70点を一堂に集め展示し、蘆風の日本画の様々な表現と豊かな創造性を存分にお楽しみいただきます。また、師である川端玉章をはじめ、菱田春草や小林古径、長岡出身の桐谷洗鱗のほか、新潟出身の越堂・竹波・国観の尾竹3兄弟など、同時期に活躍したゆかりある作家の作品約10点も展示・紹介します。
開催期間 3月8日(土) ~ 6月15日(日)
休 館 日 毎週月曜日 ※5月5日(月)は開館、5月7日(水)は休館
観 覧 料 一般400円(300円) 大高生200円(150円) 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
関連イベント
●作品鑑賞会
内 容 蘆風愛好者の皆さんより、作品の見どころなどご案内いただきます。
期 日 4月26日(土)、5月17日(土)、6月7日(土)
時 間 各日午後2時~(約1時間)
申込み 不要
その他 要観覧券
●今どき掛軸入門講座
内 容 表具師の方より、扱い方や飾り方を学びます。お気軽にご参加ください。
期 日 5月24日(土)、6月1日(日)
時 間 各日午後2時~3時30分
講 師 中山忠さん、横山浩一さん
対 象 一般
定 員 各日15名(先着順)
申 込 5月12日(月)から電話で
その他 要観覧券
第7回アートクラブグランプリin SAKAI 長岡巡回展
会期:2月15日(土)~3月2日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:無料
その他:第7回アートクラブグランプリ長岡巡回展チラシ.pdf
主催:全国中学校美術部作品展実行委員会(堺市、堺市教育委員会他)
共催:長岡市教育委員会 ACGP巡回展を長岡で開く会
会場:長岡市栃尾美術館
<会期中のイベント>
◆ギャラリートーク
日時:2月15日(土) 午前10時より(約1時間)
ACGP事務局長
ふるさとのこどもたち展
会期:2月1日(土)~3月2日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前9時~午後5時
その他:ふるさとこども展チラシ.pdf
主催:長岡市教育委員会
主管/会場:長岡市栃尾美術館
第7回ながおかのこども作品展
会期:12月7日(土)~1月26日(日)
休館日:月曜日(但し、12月23日(月祝)、1月13日(月祝)は開館し、1月14日(火)は休館)
年末年始(12月28日(土)~1月3日(金))
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:無料
その他:第7回ながおかのこども作品展チラシ.pdf
主催:長岡市教育委員会
主管/会場:長岡市栃尾美術館
kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界
ポップでカワイイ
こけしの世界へようこそ!
「こけし」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?おばあちゃんの家にひっそりあったお土産物?古い民芸品?そんな人にこそ知っていただきたい、ポップなこけしの世界へ。へんてこな顔もあれば、ボーダーをまとったおしゃれなこけしもあり、まさに日本のポップ・アイコンなのです。
<kokeshi pop>では、こけしを知って、集めて、作って、様々なこけしの楽しみ方をご紹介します。
会期:9月21日(土)~11月24日(日)
休館日:月曜日(但し9月23日、10月14日、11月4日は開館、9月24日、10月15日、11月5日は休館)
開館時間:午前9時~午後5時(チケットの発券は午後4時30分まで)
観覧料:大人400円(300円)、大高生200円(150円)、中学生以下無料
※( )内は、20名以上の団体料金
その他:kokeshi popチラシ表 kokeshi popチラシ裏
主催:長岡市教育委員会・長岡市
主管:長岡市栃尾美術館
<特別展示 武井武雄とこけし>
「コドモノクニ」の童画で知られる武井武雄氏もすばらしいこけしこけしコレクターでした。武井武雄氏の審美眼によって集められたこけしを版画集「愛蔵こけし図鑑」に収めました。今回は武井武雄氏の刊本作品の一部他を特別展示します。
<イベント>
◆トークショー
こけし工人さんとこけしに詳しいゲストの方をお迎えしてこけしの魅力について語っていただきます。
会場:長岡市栃尾美術館 第2展示室(予定)
参加料:当日の観覧料(申込不要です。直接会場にお越しください。)
(1)日時:9月21日(土) 午後1時~2時
大沼秀顕(宮城県鳴子・こけし工人)
軸原ヨウスケ(「伝統こけしのデザイン」著者・グラフィックデザイナー)
(2)日時:10月12日(土) 午後2時~3時
相原聡子(原郷のこけし群 西田記念館 学芸員)
長岡市栃尾美術館学芸員
◆ワークショップ
伝統こけしの絵付けをこけし工人さんに教わりながら自分だけのこけしを作ってみましょう。
会場:長岡市栃尾美術館 エントランスホール(予定)
参加料:各回1,050円
対象:小学生以上小学生は保護者同伴
定員:各15名
(1)日時:9月21日(土) 午前10時30分~11時30分
大沼秀顕(宮城県鳴子・こけし工人)
(2)11月2日(土) 午後2時~3時
陳野原幸紀(福島県土湯・こけし工人)
(3)11月3日(日) 午前11時~12時
陳野原幸紀(福島県土湯・こけし工人)
参加方法:
(1)ワークショップ9月10日より申込受付(先着順)
(2)、(3)ワークショップ10月10日より申込受付(先着順)
※お1人様2名までの申込とさせていただきます。
◆喫茶ムジナ
アトリエが期間限定のカフェになります。お茶を飲みながら、「わたしのデコワークショップ~しおり&豆てぬぐい」にも参加できます。
日時:9月28日(土)、29日(日)、11月9日(土)、10日(日) 午前10時~午後4時30分
鈴木孝枝写真展ー越後路 40年の眼差しー
新潟市に生まれた鈴木孝枝は、写真の仕事をしていた父の四平から、幼い頃より手ほどきを受け、写真の世界を歩みます。その後、三条市出身の写真家で文化功労者の渡辺義雄や国際的フォトジャーナリスの三木淳から指導を受け、県内の女性カメラマンの草分け的存在として精力的に活動すると同時に、ライフワークとして新潟各地の風景などを撮り続けています。
本展では、手漉き和紙に、栃尾地域をはじめ県内の石仏を焼き付けた独特の方法による作品や日々の自然に向き合いながら、直感的にファインダーに収めた四季折々の風景、また、新たな視点で取り組み、本展が初展示となる石仏作品など、40年間にわたり越後路を見つめた作品約150点を一堂に展示・紹介します。
会期:7月13日(土)~9月10日(火) ※会期中一部展示替え予定
休館日:月曜休館(ただし、7/15,8/12,9/9は開館、7/16は休館)
開館時間:午前9時~午後5時(発券は午4時30分まで)
観覧料:一般400円(300円)、大・高生200円(150円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
その他:鈴木孝枝写真展チラシ表.pdf 鈴木孝枝写真展チラシ裏.pdf
主催:長岡市教育委員会・長岡市
主管:長岡市栃尾美術館
<会期中のイベント>
◆ギャラリートーク
鈴木孝枝さんより、作品についてご案内します。
日時:7月13日(土)、8月18日(日)、9月8日(日) 各日午後2時~(約1時間)
会場:2階展示室
申込不要、要観覧券
◆ミュージアムコンサート
佐藤園子ピアノコンサート ~オール・ショパンプログラム~
日時:7月21日(日) 午後2時~(約1時間)
曲目:華麗なる大円舞曲、英雄ポロネーズ 他
会場:1階エントランスホール ※客席約30席(先着順)
申込不要・要観覧券
◆写真講座
鈴木孝枝さんに指導いただき、美術館周辺を撮影します。
(1)夏休みこども写真教室
日時:7月28日(日) 午前9時30分~12時
集合:栃尾美術館1階アトリエ
対象:小中学生
持ち物:デジタルカメラなど
定員:15名(先着順)
申込受付:7月10日(水)より
(2)栃尾を撮る。
日時:9月1日(日) 午前9時30分~12時(説明・撮影)、午後1時~3時(講評会)
集合:栃尾美術館1階アトリエ
対象:高校生以上
持ち物:デジタルカメラ、昼食など
定員:15名(先着順)
申込受付:8月10日(土)より
館所蔵品展 特集・丸山正三/~初夏の展示~
館所蔵作品より、長岡ゆかりの洋画家丸山正三の油彩画15点を一堂に展示します。
同時開催「館所蔵品展~初夏の展示~」
会期:6月1日(土)~6月30日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:一般200円 大高生150円 中小生100円
栃倉遺跡展ー発掘された縄文時代の大集落ー
栃倉遺跡は、栃尾地域の刈谷田川右岸の段丘上にあった縄文時代中期の大集落です。 昭和30・31年の発掘調査では、日本海側ではじめて完全な形の竪穴住居が発見されるなどの成果があり、国内でも貴重な遺跡として知られています。 また、遺跡から出土した特徴的な土器は「栃倉式土器」と呼ばれ、火炎土器につづく時代の土器として位置づけられています。 本展では、この遺跡から出土した土偶や多彩な道具、そして復元された縄文土器を展示して、栃倉遺跡の魅力に迫ります。
開催期間 4月2日(火)~5月26日(日)
休 館 日 月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)
観 覧 料 一 般 200円(150円)
大高生 150円(100円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
イベント
●講演会「栃尾の栃倉遺跡-縄文中期の世界と発掘調査のあゆみ-」
日 時 4月27日(土) 午後2時~3時30分
●栃倉遺跡展展示解説
日 時 5月18日(土) 午後2時~3時
●ワークショップ「ミニ縄文土器づくりをたのしもう」
日 時 4月28日(日) ①午前10時~12時 ②午後1時30分~3時30分
●ワークショップ「土偶をつくってみよう」
日 時 5月11日(土) ①午前10時~12時 ②午後1時30分~3時30分