2014年6月の記事一覧
リレー講演会「災害史に学ぶ」第2回
第2回講演会の演題は、「「八犬伝」にみる二十村の世界~災害に負けない山のくらし~」、講師は元山古志村史編集委員の滝沢繁さん、会場はやまこし復興交流館おらたるです。
滝沢さんは、『山古志村史』通史で近現代の歴史の調査・執筆を担当されました。
中越大震災発生後は、山古志地域の文書資料の保全活動に取り組み、種苧原地区出身で小説『野分』(夏目漱石/著)の主人公のモデルとして知られる教育者・坂牧善辰に関する研究を進めています。
講演会には約60人が参加し、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に描かれた「牛の角突き」を中心に、かつて「二十村」(にじゅうむら)と呼ばれていた山古志地域の歴史と文化、そして、震災復興に向けた取り組みについて学びました。
リレー講演会「災害史に学ぶ」は、12月まで開催しています。
参加は随時受付中ですので、詳細は下記からご覧ください。
