2013年11月の記事一覧

平成25年度 歴史資料保存講座を開催しました

表具師の後藤光晴さんを講師に迎え、歴史資料保存講座を開催しました。
講座は2部に分けて行い、第1部では「掛軸・屏風の構造とその扱い方」についての講義を、第2部では実際に掛軸のかけ方やしまい方、屏風の運び方や折りたたみ方などの実演を、参加者を交えて行いました。
家に伝わる歴史資料をきちんと子々孫々に伝えていくことは、なかなか難しいことです。
掛軸などならば、日頃から飾る時季を決め、その折々に子や孫に由来を語ったり、その保存状態を確認したりするとよいと講師の先生からアドバイスをいただきました。

 

資料整理ボランティアの活動を行いました!

まちなかキャンパス長岡で、東日本大震災避難所資料を整理しました。
今回も、長岡ロングライフセンター避難所(福祉避難所)の掲示物などを整理しました。
本年度まちなかキャンパスでの資料整理ボランティアは、この日が最後の活動となりました。
次回は12月12日(木)に、新聞資料切り抜きの作業を、互尊文庫3階の学習室にて行う予定です。

 

資料整理ボランティアの活動を行いました!

寒さが深まる中、今月も新聞資料の切り抜き作業を行いました。
今回は産経新聞を切り抜きました。
来月12月12日(木)に、今年度最後の新聞切り抜き作業を予定しています。年末ご多忙の頃かと思いますが、何卒ご協力をお願いします!

 

映画「疎開した40万冊の図書」関連書籍展示 in 互尊文庫

互尊文庫正面入り口のディスプレーを、11月15日(金)に長岡リリックホールで開催されるドキュメンタリー映画「疎開した40万冊の図書」の公開に合わせて、模様替えしました。
映画の中で貴重な本の保全に尽力した一人として登場する反町茂雄は、長岡出身です。東京で古書店‘弘文荘’を営み、故郷長岡にたくさんの郷土資料を寄贈してくださいました。
本展示では、反町茂雄の関連書籍を展示しています。互尊文庫にお立ち寄りの際には、ぜひ御覧ください。

 

歴史資料保存管理実務研修に参加しました

中央図書館で開催された歴史資料保存管理実務研修に参加しました。
新潟県歴史史料保存活用協議会が主催し、初心者を対象とした、初歩的な地域資料の整理法について学ぶ研修です。新潟市歴史文化課の長谷川伸さんが講師を務めました。
研修は3部に分けて行われました。第1部では「古文書の保存・整理」の基本的な考え方についての講義を聴講し、第2部では歴史資料所蔵者からの問い合わせを想定したロールプレイングを、第3部では実際に歴史資料の目録取りを行いました。
研修を通して、唯一無二の歴史資料を取り扱う際の注意点を、しっかりと学ぶことができました。