2022年10月の記事一覧

宮田文庫

こんにちは。
子馬です。

子馬は、今
R0214「古志郡蓬平村中村家文書」(仮題)の整理をしています。

この資料群は
中村仙巌尼(せんがんに)を輩出した家のものです。
仙巌尼は、明治時代に女学校「仙巌学園」や尼僧学林を設立するなど、
生涯を女子教育に捧げました。

仙巌尼の兄、中村和多郎は
敷地内にあった6畳ほどの離れを「宮田堂」と名付けました。
そこにたくさんの本を置いて書籍台帳を作り、
「宮田文庫」として管理していました(写真)。

台帳に載っているのは269冊。時代小説や地図・絵図、
薬や占いに関する本など、いろいろそろっています。
代々伝わったと思われる、江戸時代の本もあります。
なかでも多いのは、仏教に関する本です。

「宮田」というのは、中村家の通称。
宮田堂に皆が集まって、本を選んだり、感想を話し合ったり…
仕事を終えた村人たちの、楽しい時間が見えてくる感じ。

子馬も読んでみたいな。
「櫻田血染の雪」とか。

  

体育の日

こんにちは。
子馬です。

10月の第2月曜日といえば「スポーツの日」でお休み。
今年は10日でしたね。
少し前までは「体育の日」と呼ばれていて
毎年「10月10日」に決まっていました。

なぜなら
昭和39年(1964)の東京オリンピック開催を記念して
開会式の行われた10月10日が祝日となったからです。
オリンピックの開催は、戦後の日本の復興を
世界中にアピールするよい機会となりました。

R0314「東京オリンピック(昭和39年)新聞記事スクラップ」は
採火式、聖火リレー、開会式、熱戦の様子、閉会式まで余すところなく、
レイアウトにも工夫をこらして作られたスクラップ帳です。

聖火ランナーをトーチ型に切り抜いて貼ったり、
コメントの文字も工夫してあったり等々
見るだけでも楽しい一冊に仕上がっています。

子馬は、表紙が気に入ってます(写真)。
スクラップ帳を作った青年の、日本中のみんなの、
わくわく感が伝わってくる感じ。
子馬もこの感じ、味わってみたかったな。

  
    聖火台、競技場、レスリング(?)