展覧会情報(2019年度)

響きあう色彩Ⅱ 桐生照子展 ふるさとに心をよせて



長岡市ゆかりの作家や作品を紹介する郷土シリーズとして、本年は、市内栃尾地域出身の洋画家桐生照子(きりゅう  てるこ・1937~)を紹介します。
幼少の頃より画家を目指し、22歳で光風会初入選、翌年には日展初入選を果たします。
のちの県出身の笹岡了一に師事、以来、両展を中心に多くの展覧会にて作品を意欲的に発表、安井賞展出品、昭和会展優秀賞、日展特選2回など多数の受賞を重ね、日展審査員5回を経て、現在は、日展特別会員として活躍を続けています。
構図の確かさを持って力強く大胆にひかれた線と、赤・青・黄・緑などの鮮やかな色彩を駆使して表現された作品は、線と面、色と色がみずみずしく響きあい、作家独特のさわやかで透明感あふれる世界を創り上げています。
本展では、代名詞ともいえる「ぶどう園」や「北欧の港」シリーズなど、県内初展示を含む1980年代後半から現在まで30年以上にわたる大型作品を中心に約60点の作品を展示します。2001年に「響きあう色彩 桐生照子展」を開催して以来、18年ぶりの里帰り大規模展となります。新しい令和の都市にふさわしい明るく華やかな展覧会です。画業60年以上となる現在も、日々、カンヴァスに向かい、観る人に深い印象を残す数々の作品を生み出す桐生照子の世界をぜひご覧ください。

開催期間 7月27日(土)~9月8日(日) 午前9時~午後5時
     (発券は午後4時30分まで)
     ※7月27日(土)は午前11時よりオープニングセレモニー、その後開場 

休 館 日 毎週月曜日(ただし、8月12日(月祝)は開館、13日(火)は休館)
    
観 覧 料   一   般 400円(300円)
     大高生 200円(150円)
     中学生以下無料
     ※( )内は20名以上の団体割引料金

主 催  長岡市教育委員会・長岡市
主 管  長岡市栃尾美術館
後 援  新潟日報社、読売新聞新潟支局、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、
     長岡新聞社、栃尾タイムス社、BSN新潟放送、 N S T、
     TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCT、エフエムラジオ新潟、
     FM PORT 79.0、FMながおか80.7
その他  桐生照子展チラシ.pdf


<関連イベント>
 (1)「オープニングセレモニー」
   日時:7月27日(土)午前11時~(15分)
   オープニングセレモニー後に開場となります。
   要観覧料・申込不要
 (2)「ギャラリートーク」
   日時:7月27日(土)午後2時~(30分)
   内容:作品について
   要観覧料・申込不要

山際にふれる 小林花子展



小林花子は「木」という素材を軸に、自分の原風景となる「街」のかたちを、古よりの時間と物語を湛える「森」という存在の中に見ようと制作を続けてきました。
新潟に移住した2005年以降は制作環境が大きく変化し、古民家との出会いによって生まれた、古材や絹などを素材とした作品展開を含め原風景を軸としてきたその立ち位置にも緩やかに変化を見せながら、制作を重ねています。
栃尾美術館では、小林が活動を始めてから現在までの作品の流れを、2008年までの作品群と新潟に移住し、作品に変化が現れた2009年から現在までの作品に分けて展示構成します。

開催期間 5月25日(土)~7月15日(月・祝) 午前9時~午後5時
     (発券は午後4時30分まで)

休 館 日 毎週月曜日(ただし、7月15日は開館)
    
観 覧 料   一   般 400円(300円)
     大高生 200円(150円)
     中学生以下無料
     ※( )内は20名以上の団体割引料金

主 催  長岡市教育委員会・長岡市
主 管  長岡市栃尾美術館
後 援  新潟日報社、読売新聞新潟支局、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、
     長岡新聞社、栃尾タイムス社、BSN新潟放送、 N S T、
     TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCT、エフエムラジオ新潟、
     FM PORT 79.0、FMながおか80.7、長岡造形大学
協 力  TOKI Art Space Hibari-sya<雲雀舎>
素材提供 一般財団法人 日本真綿協会
その他  小林花子展チラシ.pdf


<関連イベント>
 (1)「ギャラリートーク」
   日時:6月16日(日)午後2時~3時
   内容:作品制作について
   要観覧料・申込不要

 (2)ワークショップ「シルクや木で遊ぼう、つくってみよう」
   日時:6月30日(日)午前10時~正午
   内容:小林作品に登場する素材を使って、さまざまなかたちに変化する素材の
      面白さを体験しながら作品づくりをします。
   対象:小学生以上
   定員:15名(先着順)
   申込:6月10日(月)から電話(0258-53-6300)で受付
   参加費:無料

 (3)市民ギャラリー企画「長岡造形大学 小林研究室 卒業生展」
   日時:5月25日~6月9日  「記憶の風景」堀内はるか・小池明璃展
   日時:6月11日~6月23日 「日々」西方彩子・不破妙子二人展
   日時:6月25日~7月7日  「木から覗く、郷愁」井野辰弥展
   日時:7月9日~7月15日  「宵の村雨」村山文佳展

館所蔵品展~春の展示~ ふるさとゆかりの作家たち



開催期間 3月2日(土)~5月12日(日) 午前9時~午後5時
     (発券は午後4時30分まで)

休 館 日 毎週月曜日(ただし、4月29日・5月6日は開館し、5月7日は休館)
    
観 覧 料 一 般 200円(150円)
     大高生 150円(100円)
     中小生 100円(50円)
     ※( )内は20名以上の団体割引料金

<展示室1>
館所蔵作品より、約40点を展示します。
展示作家:堀愛泉(書)、千城孤巳任(日本画)、桐生照子(油彩画)、
     椿悦至(油彩画)、富川潤一(油彩画)、丸山正三(油彩画)、
     若井宣雄(油彩画)、風間四郎(パステル画等)
     齋藤三郎(陶磁器)、多田清虹(美里絵) 他
 

<展示室2> ※4月2日(火)よりスタート
「富川潤一 小品展」
静物・風景の油彩画等約20点を展示します。

特別展示・刀剣コーナー「日本刀 その雄姿と多彩な造形美」(展示ケース内他)
日本美術刀剣保存協会長岡支部の協力・協賛で、刀剣等約10点を展示します。
○関連イベント
 (1)「刀剣初心者講座」
   内容:刀の取り扱いや鑑賞の楽しみなどをわかりやすく学びます。
   日時:4月27日(土)午後1時30分~4時
 (2)「刀剣なんでもゼミナール」
   内容:講師より刀剣についての豆知識を聞いたり、参加者からの質問や
      情報交換の場です。お気軽にご参加ください。
   日時:5月11日(土)午後1時30分~3時
 (1),(2)ともに
   講師:日本美術刀剣保存協会長岡支部会員
   対象:中学生以上
   定員:(1)15名、(2)10名(いずれも先着順)
   申込:4月12日(金)から 電話(0258-53-6300)で受付
   参加費:当日の観覧券  

主  催 長岡市教育委員会・長岡市

その他  ○30館所蔵品展春の展示.pdf