熊田千佳慕( くまだ ちかぼ1911-2009 本名:熊田五郎)は、横浜市に生まれ、東京美術学校在籍中に、兄の友人であった山名文夫に師事します。 1935年、名取洋之助主宰の「日本工房」にデザイナーとして入社。土門拳らと日本文化を紹介する写真誌『NIPPON』の刊行に携わりました。横浜大空襲で被災後、児童雑誌の仕事を手がけたことがきっかけで 絵本画家の道を進み、『ふしぎの国のアリス』や『みつばちマーヤ』の挿絵などを描きます。幼少のころから父や兄の影響でファーブルに魅せられていた千佳慕は、「見て、見つめて、見きわめる」という過程の 重要さに気づき、筆先にだけ絵の具をつけて線で面を描く画法により、写実的に虫や花を描きました。ライフワークとしてファーブル昆虫記の世界を描き続け、1981・83年と2回にわたり『絵本ファーブル昆虫記』で ボローニャ国際絵本原画展入選。1999年神奈川県立博物館の「J・Hファーブル展」では原画を展示。プチ・ファーブルと賞賛を受けます。本展では、千佳慕のおよそ100点の原画を展示、自然を愛しながら、命の 尊さを描き続けた千佳慕の魅力に迫ります。
開催期間 7月20日(金)~9月6日(木)
休 館 日 8/6(月)、27(月)
観 覧 料 一 般 500円
大高生 250円
中学生以下 無料
イベント
●ギャラリートーク
期 日 7/21(土)、8/5(日)、※8/26(日)
時 間 午後2時30分~3時30分 ※8/26は午後1時30分~2時
講 師 山屋茂人さん(長岡市立科学博物館館長)
※当日の観覧券が必要
●ワークショップ「昆虫標本をみて絵を描こう」
日 時 8/26(日)午後1時30分~4時
申 込 8/10(金)から受付(定員15名 先着順)
※当日の観覧券が必要
●喫茶ムジナ
期 日 7/21(土)、22(日)、8/11(土)、12(日)
メニュー オーガニックコーヒー、ぶどうジュース
同時開催 ワークショップ「虫のアクセサリー作り」
そ の 他 展覧会チラシ表面.pdf
展覧会チラシ裏面.pdf
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