あけましておめでとうございます。
子馬です。
市史04「片山家文書」のなかに
片山翠谷の描いた「蓬莱図」の掛軸があります(写真左)。
縁起物で、お正月には床の間に
この軸を掛けたものだと聞きました。
閲覧申請があり、書庫から出してきました。
「表装がすごい」と言ったのはゆきにお(久しぶり)です。
裂(きれ)には福寿福寿福寿福寿福寿・・・(写真右)、
そして、巻きなおしても「タケノコ」にならない。
掛軸をしまう時、巻きなおすのは案外難しいものです。
注意深く巻いていかないと、片方に寄ってしまって
「タケノコ」みたいになりませんか(子馬はたいていそうなる)。
仕立てがよいと、まっすぐに巻けるんですって。
片山家の掛軸は、表装もさりながら、軸をしまう箱も特注です。
翠谷の画はもちろんですが、表装や箱も一緒に見てほしいな。
子馬のおすすめです。
今年もよろしくお願いします。