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栃尾美術館展覧会情報(2012年度)


2012/09/15

描く希望と喜び 若井宣雄の世界

Tweet ThisSend to Facebook | by 01中央電算担当1

若井宣雄(わかいのぶお)は、1905年(明治38)新潟県柏崎市に生まれ、後に長岡市に移住しました。幼い頃より、描くことに夢中になり、 画家になることを決心し単身上京、働きながら、太平洋画会研究所(後の太平洋美術学校)にて、中村不折、石川寅治らの教えを受け、絵の基礎を学びます。 19歳の時には、創刊当時の美術雑誌「アトリエ」に出品した木炭デッサンで一等入選を果たすも、関東大震災や病気療養のため、長岡に帰郷、しかし、絵を学ぶ意識 は尽きず、2年後に上京し、再び太平洋画会研究所で学びます。その後、長岡に戻り、第一美術協会や太平洋画会等の公募展へ出品、特に1940年(昭和15)紀元二千六百年 奉祝美術展では全国1,600点あまりの中から72点の厳選入選を果たし、話題となります。戦後は、示現会に所属し会員として出品を続け、同時に個展の開催やグループ展への 参加など、精力的に活動、また、長岡デッサン会や長岡市美術協会及び新潟県美術家連盟の設立に参加するなど、長岡市展や新潟県展などの市および県内の美術の発展や 後進への指導に大いに貢献し、1989年(昭和64年)83歳で逝去しました。本展は、没後20年あまりを過ぎ、遺族の元に残された膨大な作品から、風景、静物、人物の油彩画 を中心に水彩画、スケッチ、デッサン等約120点を紹介し、60余年にわたる画業を振り返ります。長岡市での22年ぶりの大規模展示となるこの機会に、他に職業はもたず、画家 として、描くことにこだわり続け、自由にかつ贅沢に生涯をかけて、己の美を追い求めた若井宣雄の世界を存分にご覧いただきます。

 


10:00
長岡市栃尾美術館
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