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2020/12/11

書庫の話Vol.2

| by 図書館管理者

こんにちは。
アールです。

前回に引き続き書庫の話といきたいところですが、その前に書庫に納める歴史資料の種類についてお話しします。
文書資料室で保管する歴史資料は約22万点!
このうち、大多数を占めるのは大きく2種類あります。

1つ目は、「古文書等」。
郷土長岡の歴史を後世に伝えるため、主に市民の皆さんから寄付していただいた古文書や写真・刊行物、
お預かりしているものなど・・・これらをまとめて私たち職員は、「古文書等」と呼んでいます。



「古文書等」。職員が一点一点、丁寧にクリーニングし
大切に保管。


2つ目は、「歴史公文書」。
長岡市の職員が仕事で作成、取得した文書、図面、写真などは一般的に「公文書」と呼ばれており、
その種類により保存期間が決められています。保存期間が過ぎた公文書は廃棄されますが、そのなか
から、郷土長岡の歴史を知るうえで重要と思われるものを選び、文書資料室で保管しています。毎年膨大な量となります。




「歴史公文書」。公文書についているホチキスやクリップ
などの金物は錆びて資料を傷めるので綺麗に取り外す。
この作業にものすごい手間と時間がかかる・・・


長くなりましたので、今回はここまでにします。
次回こそ、本題「書庫の話」に入りたいと思います。

(次回に続く)


17:30

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