9月27日(水)、古文書解読講座「古文書にみる長岡のすがた」を開催しました。3回目となる今回のテーマは「長岡町における年貢米の積み替え」、講師は長岡郷土史研究会会員の本山幸一さんです。61名の方々が参加されました。安政2年、魚沼郡内の村々が、年貢米を江戸に送るよう幕府から命じられました。年貢米は長岡や新潟などの中継地で積み替えられながら江戸へ運ばれるため、村々の庄屋は現地に赴いて、その作業を管理したそうです。テキストは、年貢米を預かった長岡の御米宿と長岡から新潟湊まで運搬する船業者が、長岡詰めの庄屋などに出した証文です。年貢米を運ぶ仕組みや特有の言葉などを学びながら、みなさん熱心に解読されていました。