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館長通信

館長通信
2022/01/20

第166回芥川賞②

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芥川賞発表前日までになんとか4つの候補作を読み終え、この時点の私の推しは島口大樹『オン・ザ・プラネット』。すごく良かった。

はじめは文章が読みずらくて戸惑ったのですが、若者たちの取り留めのない会話のなかから、いろいろな気持ちがにじみ出ていて、泣けました。特殊な場面設定にも引き込まれるものがあり、そう思うと、最初に感じた読みずらさも、若者の迷いとかフワフワした心の内を表現していたのかなと思ったり、もう一度、落ち着いて読みたい作品です。

そしていよいよ発表の日。受賞作はなんと、時間切れで私がまだ読めていなかった5番目の作品。えー、残念、、、って、こんな理由で残念がっては大変失礼ですね。受賞作ですし、これからたくさん予約が入ると思うので、急いで読んですぐ返そうと思います。

読み比べ、面白かった。次回もチャレンジします。

09:30
2021/12/28

第166回芥川賞①

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ある日、図書館の職員用掲示板に張り出された「第166回芥川賞直木賞候補作リスト」。各賞5つの候補作があり、受賞の発表は1月19日とのこと。

新たな読書課題を見つけたことにウキウキしながら、即、スマートフォンで図書館の蔵書を検索したところ、単行本はないようでしたが「群像8月号に掲載」などと出てきました。なんて便利なシステムでしょう!

直木賞はきっと長編で読むのが大変だろうと思い、5つの芥川賞候補作を発表前に読んで選考を予想しようと計画し、それぞれ掲載されている文芸誌を予約。受け取った順に読み始めました。それにしても、文芸誌を手に取るのは初めてで、すごく高尚な趣味を覚えたようないい気分です。

09:30
2021/12/20

読書会②

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また読書会に行きたいと思いながらも長らく課題図書を読めずにいましたが、11月にようやく参加できた会の課題は坂口安吾『堕落論』。いかにも難解な評論というイメージです。
 
でも読み始めると、とても平易な文章で、意外にすらすら読めるのですが、内容に全く共感できません。戦中、戦後を生きた人たちと現代を生きる私たちとでは環境が違いすぎて、気持ちを想像してみることすら困難です。ただ、安吾が世に向けて発している言葉の強烈さが、胸に迫る感じはありました。

読書会では、「それで結局、安吾がいう堕落って何なの?」という疑問が渦まいたままで、この日は釈然としない気分で帰ることになりました。次回は幸せな本がいいな。

毎月の読書会の企画運営は互尊文庫の指定管理者TRCのスタッフが担っています。課題の選定から当日のファシリテーションまで、お手並みが素晴らしいです、心から感謝です。


09:30
2021/12/10

読書会①

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地域図書館のひとつである互尊文庫で月1回、読書会が開かれています。参加者は事前に課題図書を読み、感想を自由に話し合います。

私が初めて参加した読書会の課題は、真藤順丈『宝島』でした。戦後アメリカ統治下の沖縄を舞台に、力強く生きる若者の姿を描いた傑作ですが、課題として与えられなければ手に取らなかったであろう本です。

主人公たちが抑圧された、暴力的でもある日常の中で怒りや悲しみを抱え、必死に何かを渇望している、全体としてそんな印象を受けました。読み進めるのがつらい部分もありましたが、その時代のその土地の独特の空気をも感じることができるような読書でした。

その日の会の参加者は5人で、それぞれ感想を話すのですが、私も上記のようなことをたどたどしく話しました。他の参加者の意見に共感したり、全く違う考えにハッとしたり、刺激的な1時間を過ごしました。


09:30
2021/12/01

アンケートへのご協力ありがとうございました。

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8月に、長岡の子どもたちにすすめたい本の募集を行いました。市民のみなさんから紹介してもらった本(135点)はコメントをつけて、11月まで展示しました。誰かに教えてもらった本を読むのは格別に楽しいものです。

レオポルド・ショヴォー『年をとったワニの話』(ぶっ飛んでました)、富安陽子『盆まねき』(胸がジンとしました)、瀧本哲史『ミライの授業』(これ日本中の子ども全員に読んでほしい)、などなど。

本当に面白かったです。教えてくださったみなさん、ありがとうございました!



09:30
2021/11/01

長岡の子ども〇〇冊

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長岡の子どもたちにすすめたい本のリストをつくるため、児童書をたくさん読みましたが、素晴らしい本が世の中にはたくさんあるのだなあと感心しました。

柏葉幸子『霧のむこうのふしぎな町』、岡田淳『びりっかすの神さま』、あさのあつこ『バッテリー』、佐藤さとる『だれも知らない小さな国』、E
..ホワイト『シャーロットのおくりもの』、長谷川集平『はせがわくんきらいや』、アーネスト・T.シートン『オオカミ王ロボ』、などなど。


現代の子どもたちは何かと忙しく、読書に費やす時間はあまりないかもしれません。けれど図書館は地道に、子どもたちの手元に本を届ける努力を続けていきます。あとは本そのものの力が、読書の世界に引き込んでくれると信じます。

 


09:30
2021/10/01

読むことの一歩先へ:続

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長岡市立中央図書館館報『図書館の窓から』に掲載していた「館長通信」を、今後はホームページに随時掲載したいと思います。お付き合いいただければ幸いです。

前回の館長通信(下記画像)で、本を読みっぱなしにしている自分の反省の弁を述べたのですが、有言実行、読みっぱなしをやめました。いま図書館で、長岡の子どもたちにすすめたい本のリストを鋭意作成中のため、夏から秋にかけて児童書を山と積んで読みました。そしてケータイのメモに評価を書くことにしました。あらすじ、気になった文章、感想、5段階の点数評価。

児童書と言ってもかなり読み応えのあるものも多く、さらに自分の言葉に置き換えて評価を書くというのは難しいものです。でも考えを整理することができますし、あとから内容を思い出したいときにも重宝。なによりも、スッキリした気分で次の本に取り掛かることができるようになりました。


09:30