長岡市ゆかりの作家や作品を紹介する郷土シリーズとして、本年は、市内栃尾地域出身の洋画家桐生照子(きりゅう てるこ・1937~)を紹介します。
幼少の頃より画家を目指し、22歳で光風会初入選、翌年には日展初入選を果たします。
のちの県出身の笹岡了一に師事、以来、両展を中心に多くの展覧会にて作品を意欲的に発表、安井賞展出品、昭和会展優秀賞、日展特選2回など多数の受賞を重ね、日展審査員5回を経て、現在は、日展特別会員として活躍を続けています。
構図の確かさを持って力強く大胆にひかれた線と、赤・青・黄・緑などの鮮やかな色彩を駆使して表現された作品は、線と面、色と色がみずみずしく響きあい、作家独特のさわやかで透明感あふれる世界を創り上げています。
本展では、代名詞ともいえる「ぶどう園」や「北欧の港」シリーズなど、県内初展示を含む1980年代後半から現在まで30年以上にわたる大型作品を中心に約60点の作品を展示します。2001年に「響きあう色彩 桐生照子展」を開催して以来、18年ぶりの里帰り大規模展となります。新しい令和の都市にふさわしい明るく華やかな展覧会です。画業60年以上となる現在も、日々、カンヴァスに向かい、観る人に深い印象を残す数々の作品を生み出す桐生照子の世界をぜひご覧ください。
開催期間 7月27日(土)~9月8日(日) 午前9時~午後5時
(発券は午後4時30分まで)
※7月27日(土)は午前11時よりオープニングセレモニー、その後開場
休 館 日 毎週月曜日(ただし、8月12日(月祝)は開館、13日(火)は休館)
観 覧 料 一 般 400円(300円)
大高生 200円(150円)
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
主 催 長岡市教育委員会・長岡市
主 管 長岡市栃尾美術館
後 援 新潟日報社、読売新聞新潟支局、朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、
長岡新聞社、栃尾タイムス社、BSN新潟放送、 N S T、
TeNYテレビ新潟、UX新潟テレビ21、NCT、エフエムラジオ新潟、
FM PORT 79.0、FMながおか80.7
その他 桐生照子展チラシ.pdf
<関連イベント>
(1)「オープニングセレモニー」
日時:7月27日(土)午前11時~(15分)
オープニングセレモニー後に開場となります。
要観覧料・申込不要
(2)「ギャラリートーク」
日時:7月27日(土)午後2時~(30分)
内容:作品について
要観覧料・申込不要