「災害かたりつぎ研究塾 秋合宿in新潟」が11月2日(土)・3日(日)の2日間、中越メモリアル回廊の各施設を会場に開催されました。同実行委員会主催(主管:長岡震災アーカイブセンターきおくみらい)、長岡市・長岡市教育委員会共催の事業です。
研究塾は、東北、新潟県中越、兵庫の各被災地における災害資料の収集・保存活動と、それに関わる地域の方々のお話を聞きながら、被災の記憶・経験の語り継ぎの意義を合宿形式で学ぶものです。
新潟会場には全国から26名が参加。長岡市川口・山古志地域などをバスでめぐって、被災地の過去・現在・未来を語り合いました。
文書資料室は、平成23年度に実施した長岡市内に開設された東日本大震災避難所資料の収集・保存の取り組みを11月3日午後のプログラムで報告。活動の成果と課題を紹介し、参加者と情報交換を行いました。
来年は中越大震災から10年目の節目です。今回の研究塾の内容を活かして、災害アーカイブに取り組む被災地の連携を進めていきたいと考えています。