第10回講演会は、さいわいプラザ内の長岡市中央公民館にて開催しました。
講師は長岡市立科学博物館長の小熊博史さん、演題は「震災と博物館~考古資料の被災と復旧~」です。
科学博物館開館記念特別展3「中越地震特集展」と連携しての開催です。
10年前の中越大震災では、博物館に展示している考古遺物や文化財に指定されている遺跡が大きな被害を受けました。
講演会では、当時の被災状況を振り返りながら、復旧に向けた取り組みを紹介。
「災害対応の経験・教訓を今後の博物館の防災・減災に結び付けてほしい」と願う講師のメッセージが印象に残りました。
文化財保護行政の現場を垣間見ることができる、貴重な講演会となりました。