令和7年度「古文書のいろは」第3回を開催しました
6月25日(水)、初心者向けの古文書解読講座「古文書のいろは」第3回を開催しました。テーマは「長岡の初鮭 ~江戸のベストセラー『北越雪譜』をよむ~」、講師は長岡郷土史研究会会員の樺澤幸子さんが担当しました。
テキストは『北越雪譜』初編巻之下の「鮭を出す所」。受講生の皆さんは、旧字体や変体仮名の解説をうけながら文章を読み進めました。長岡や川口で捕れた鮭は良質で、初鮭は5番鮭までが長岡藩主に納められ、漁師には褒美の米が与えられたそうです。講師からは鮭漁や献上鮭についての補足説明があり、理解を深めることができました。
今回で「古文書のいろは」は終了です。皆勤は24名でした。お疲れ様でした。
秋には経験者向けの講座「古文書に見る長岡のすがた」を開催する予定です。皆さんのご参加をお待ちしています。