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2017/09/28

【南館】9/23 醸造の町摂田屋歴史さんぽ

Tweet ThisSend to Facebook | by 04南館

南地域図書館では特色資料に関連したイベントの「醸造の町摂田屋歴史さんぽ」を行いました。

摂田屋の町は、古くから街道があり、清らかな水に恵まれた土地であることから「酒・味噌・醤油」などの醸造業が盛んな町で、今でも6軒の蔵元が残っています。

今回は長岡郷土史研究会の小林芳郎先生より解説していただきながら町めぐりをし、歴史ある摂田屋の町を堪能しました。

 

越のむらさきさんは1831年の創業以来、醤油造りの伝統を守り続けられている醤油醸造元です。土蔵と主屋は国の有形文化財の指定されています。趣きある建物を、皆さん見入っていらっしゃいました。

 

越のむらさきさんの社屋の前にある道しるべ地蔵です。1806年、千手のたばこ屋音蔵の娘おなかが行方不明となり、消息の途絶えた場所に慰霊のために建てられたお地蔵様です。旧三国街道の分岐点にあり、台座に記された「右ハ江戸、左ハ山道」という文字を一目見ようと、皆さん近寄って確認されていました。

 

機那サフラン酒本舗さんの鏝絵蔵です。国の有形文化財に指定されています。左官が鏝と漆喰で描く鏝絵で飾られた蔵で、17種の動物・霊獣、9種の植物が描かれています。この他に、特別な建材や建具で設えた離れ座敷や庭園も見学させていただき、創業者吉沢仁太郎さんの豪快な人柄にふれることができました。

 

吉乃川「瓢亭」では、吉乃川の歴史や酒造りについて解説していただいた後、お酒の試飲も楽しみました。ここでしか飲むことができない生原酒もあり、飲み比べながら、自分好みのお酒をお土産にされていました。



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