南地域図書館では、「Coffee meets Books」と題して、スターバックスコーヒーの方を講師にお招きし、コーヒーの淹れ方や味わい方を学ぶセミナーを行いました。図書館スタッフによるコーヒーの産地に関連した本も紹介し、秋の読書週間に、コーヒーと読書をつなげて楽しんでいただく機会になりました。
各テーブルに講師の方が1人ずつ付いて、とても丁寧に教えていただくことができました。まず、家庭でも手軽に味わえるドリップタイプコーヒーの淹れ方を教わりました。ドリッパーに少量のお湯をゆっくり注いでいくのですが、この時、お湯をストローの細さで入れていくことがポイントです。
いよいよ実戦です。教えていただいたことを思い出しながら皆さん挑戦され、自分流で入れた時とのお湯の分量の違いに驚かれていました。コーヒーの味わいの特徴の「香り・酸味・コク・風味」をより感じ取ることができるテイスティング方法も教わり、「すっきりしているけど、最後に苦みがある」など、それぞれで感じた味わいを表現されていました。
コーヒープレスを使って原産国の違う5種類のコーヒーを淹れ、ブラインドテイスティングにも挑戦しました。「香りを表現するのが難しい」「飲むたびに味が変わる」などと皆さん苦戦されていました。講師の方々に、産地ごとの味わいの特徴や相性の良いフードなどを教えて頂き、自分好みの味を確認されていました。
ブラインドテイスティングで用いたコーヒー豆の原産国、エチオピア・ケニア・グアテマラ・コロンビア・スマトラに関連して、ブックトークも行いました。皆さん大変興味を持ってくださり、紹介した本を借りて行かれる方も多かったです。